【レシピ】クミン香る干し貝柱粥【お粥研究家の粥日記2025/10/06】

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クミンの香りが立つまで油で熱して、お米と具材を入れてコトコトする「“クミン香るおかゆ”シリーズ」第二弾!今回は「ほたての貝柱」を主役にしてみました!

海鮮×スパイスも、こりゃまた感動おいしい……!

クミンって、ごまやナッツのように、もっと気軽に使える食材なのかもしれませんね。

私は「干し貝柱」を使いましたが、お急ぎの場合は「ほたて缶」を使っても◎

クミン香る干し貝柱粥のレシピ

貝柱を水に浸す時間:一晩
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 干し貝柱 大さじ2(約20g)
  • 生米   1/2合(約75g)
  • 油    小さじ1
  • クミンシード 小さじ1
  • 水    適量
  • 塩    小さじ1/2〜

トッピングに

  • コーンバター
  • 黒胡椒
  • パセリ など

<ポイント>油はお好みで
油の種類はお好みで。今回は「米油」を使用しました。ギーやバターでもおいしいと思います◎

つくり方

STEP
前日の下ごしらえ

干し貝柱を水に浸す。冷蔵庫で一晩置く。

STEP
当日の下ごしらえ

米を研ぐ。干し貝柱と戻し汁に分ける。戻し汁に水を加え、750mlになるように調整する。

STEP
スパイスオイルを作る

厚手の鍋に油、クミンシードを入れ、弱火にかける。香りが立ったら火を止め、クミンシードの半分を取り出す。

STEP
材料を入れる

研いだ米、貝柱を鍋に入れ、全体をよく混ぜる。戻し汁+水750mlを入れ、具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎

STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

ひょえ〜〜〜いい香り!クミンも香るけど、ほたての香りもなかなかだぞ……!お腹空くゥー!

煮込み途中の香りに包まれるうちにひらめいて「コーンバター」を乗せることに!

缶詰のコーンの水分を切って、目玉焼きプレートに乗せ、サッサ♪と混ぜながらトースターで焼き焼き。

クミン特有の香りは温かみがあるからか、甘みのある食材にもよく合うという発見!

ほたての甘み、コーンやバターの甘みとすっごいよく合うんです〜〜〜〜……!不思議!

ラム肉とか、じゃがいもとか、お豆とか、なんとな〜く甘みを感じる食材にクミンを合わせるのは、そういう理由があるのかも。

クミンの香りの温かさと、食材の甘みの、共振関係。

おお〜、こりゃまた大きな発見だぞ〜!

と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした!

家で使う分には「割れ」でもじゅうぶんごちそうです◎

上野アメ横の「小島屋」さんの割れ貝柱を愛用しています!ネットでは売っていないのかも……?

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運営者情報

お粥研究家・料理研究家・文筆家・日常思想家。著書『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。