【レシピ】生米を炒めて作る本格派中華粥【お粥研究家の粥日記2022/11/20】

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生米を炒めてから煮込む本格派の中華粥をお鍋いっぱいにつくりました

寒い季節の週末はなんだか煮込み料理がつくりたくなるのです。

中華粥を煮込んでいる画像

家のことをととのえつつ、火を見守って、ときどき混ぜて。たしかに時間はかかるんですけど、中華粥をお鍋いっぱいにつくって、小分けにして冷凍しておくと、それだけでしあわせを保存できる気分になれるっていうか。

明日からがんばるために、今日はいろいろととのえよう……そんなゆったり気分な休日と抜群に相性の良い、絶品中華粥です。

生米を炒めて作る本格派中華粥のレシピ

中華粥の画像

おすすめシーン:デトックス、つくりおき、自分にご褒美
調理時間:120分

米の品種:魚沼産コシヒカリ
塩:海の精

材料(お茶碗5〜6杯分)

  • 生米    1合
  • ガラスープ 1500ml
  • ごま油   大さじ1
  • おろし生姜 小さじ1〜
  • 塩     適量
  • 熱湯    適量


お好みで

  • おろしにんにく 小さじ1〜

具材として

  • 葉物野菜、ホルモン肉など

トッピングに

  • 白髪ネギ
  • クコの実
  • 花椒

つくり方

STEP
材料を用意する

米を研ぎ、ガラスープを温めはじめる。
生姜をおろす。お好みでにんにくもすりおろす。

生姜とニンニクをすりおろして米を研いだ画像
STEP
米を炒める

深みのある鍋にごま油を熱し、研いだ米、おろし生姜、お好みでおろしにんにくを入れ、中火で炒める。

米を炒めている画像
STEP
あつあつのスープを入れる

米に透明感が出たら、あつあつのガラスープを注ぎ入れる。

スープを鍋に入れている画像
STEP
コトコト煮込む

ときどき混ぜながら、米が躍るくらいの火加減で1〜2時間煮込む。

コトコト煮込んでいる画像
差し湯をしている画像

<ポイント>途中でカサが減ったら熱湯を入れる
鍋のサイズや火加減にもよるのですが、カサが減ったら「熱湯」を注ぎ入れます。今回は煮込み始め30分ごろと、60分ごろに800mlずつ入れました。

お粥にできる膜の画像

<ポイント>上に出てくる膜はとろみ!
煮込みはじめに出てくる泡は「アク」の場合もあります。しかし、中盤から上にでてくる「膜」は「米のとろみ」。おいしさのキモでもありつつ、吹きこぼれの原因にもなりうるので、捨てずに混ぜ込むようにすると◎

STEP
味つけ

米粒が開いて好みのとろみがでたら、塩で味をととのえて完成!

お粥の米粒が開いている画像
今回は100分ほど煮込んで
こんな感じ。
お粥の味付けをしている画像

お味をカスタム

完成した「基本の中華粥」はそのままでもと〜ってもおいしい……!

でもでも!さらに具材を入れるとごちそう度爆上がり

別鍋にお粥を取り分けて、具材を入れて、温めたら完成です。

下茹でを済ませたホルモン肉や、海鮮(エビ、白身魚など)、葉物野菜などなど◎

中華粥にホルモン肉を入れる画像
今回はいただきものの豚ホルモン。
「アブラカス」という部位。
中華粥を盛りつけている画像

ちなみに、基本の中華粥は1回分ずつの分量で冷凍しておくと便利です。冷まして、ジップロックに入れて、冷凍庫へ。

電子レンジで解凍しても良いのですが、わたし小鍋にあけて、具を入れつつ解凍することが多いです。具材に合わせて濃度の調節もできて◎

いただきます!気になるお味は?

というわけで、完成!「豚ホルモン入り中華粥」。

香りからしてもう、お店クオリティ

中華粥の画像

やるじゃんわたし、すごいじゃんわたし!作れる!生み出せる!創造できる!天才!

……と、自己評価が爆上がりするお味。笑

でも実際は失敗知らずといいますか、ていねいにつくるだけでごちそうって生み出せちゃって。(「わたし天才!」みたいな感覚ももちろん、大事、大事。笑)

中華粥の上からの画像

おうちでこの味をつくれるって最高です。

そして!中華粥の大きな特徴である「花咲く米粒」

中華粥をすくっている画像

ふわっと開いたお米の甘みの幸せなこと〜……!ああ、おいしい。ああ、これこれ。

疲れたら、またいつでも戻ってこよう。冷凍庫に味方がたっぷり◎

しっかり「旨い」お粥さんのおかげで、心も身体も元気になれたのでした。

と〜〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。