胃腸を休ませつつもしっかりお腹を満たしたい朝、卵黄入りのとろろをかけたお粥をいただきました。
ポイントは「食用菊」。お刺身の飾りでもお馴染みのあの子です。
ただの飾りと侮るなかれ。花を崩してはらりと散らせば、見た目もお味も二重丸◎
ほんのり香る菊の苦味が青のり的なアクセントになって美味でした。
菊とろろ粥のレシピ
おすすめシーン:眼精疲労、肩こり、胃腸の養生、アンチエイジング
調理時間:10分〜
材料(お茶碗1杯分)
- おかゆ 1杯分
- とろろ お好みで
- 小菊 1〜3個
お好みで
- お醤油
※写真は2杯分で作っています。
つくり方
長芋(やまのいも)をすりおろし、卵黄やめんつゆ、白だしなどで好みの味付けにして「とろろ」をつくる。
おかゆをつくる。レトルト粥の場合は温める。
器におかゆを盛りつけ、とろろをかける。菊花をばらしておかゆに散らしたら完成!お好みでお醤油をかけて召し上がれ。
おかゆはもち麦入りにしました。
麦の風味はほんのり、とろとろの口当たりにしたかったので [米1/2合、もち麦大さじ1、水750ml]で作りました。手順は下記のレシピと同じです。
卵黄入りのスタミナ満点のとろろをかけたお粥に、菊花をはらり。
じゅるじゅる食感も愉快だし、かわいい見た目にもわあ〜♡と、ごきげんになっちゃいます。
ごきげんは自分でつくる!うんうん。このマインド大切、大切。
すとんとお腹が落ち着いて、今日もがんばろうと思えたのでした。
と〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
消化吸収を促すほか体を潤す作用があり、肺や胃腸を丈夫にしたり、美容やアンチエイジングの効果も。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.155「やまのいも」より
眼精疲労に伴う頭痛にも効果が期待できます。(中略)さらに肝機能を高めて、血液の流れをよくするはたらきによって、肩こりや肌荒れなどにも効果を発揮します。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.155「やまのいも」より