生米を炒めてから煮込む本格派の中華粥をお鍋いっぱいにつくりました。
寒い季節の週末はなんだか煮込み料理がつくりたくなるのです。
家のことをととのえつつ、火を見守って、ときどき混ぜて。たしかに時間はかかるんですけど、中華粥をお鍋いっぱいにつくって、小分けにして冷凍しておくと、それだけでしあわせを保存できる気分になれるっていうか。
明日からがんばるために、今日はいろいろととのえよう……そんなゆったり気分な休日と抜群に相性の良い、絶品中華粥です。
生米を炒めて作る本格派中華粥のレシピ
おすすめシーン:デトックス、つくりおき、自分にご褒美
調理時間:120分
材料(お茶碗5〜6杯分)
- 生米 1合
- ガラスープ 1500ml
- ごま油 大さじ1
- おろし生姜 小さじ1〜
- 塩 適量
- 熱湯 適量
お好みで
- おろしにんにく 小さじ1〜
具材として
- 葉物野菜、ホルモン肉など
トッピングに
- 白髪ネギ
- クコの実
- 花椒
つくり方
米を研ぎ、ガラスープを温めはじめる。
生姜をおろす。お好みでにんにくもすりおろす。
深みのある鍋にごま油を熱し、研いだ米、おろし生姜、お好みでおろしにんにくを入れ、中火で炒める。
米に透明感が出たら、あつあつのガラスープを注ぎ入れる。
ときどき混ぜながら、米が躍るくらいの火加減で1〜2時間煮込む。
<ポイント>途中でカサが減ったら熱湯を入れる
鍋のサイズや火加減にもよるのですが、カサが減ったら「熱湯」を注ぎ入れます。今回は煮込み始め30分ごろと、60分ごろに800mlずつ入れました。
<ポイント>上に出てくる膜はとろみ!
煮込みはじめに出てくる泡は「アク」の場合もあります。しかし、中盤から上にでてくる「膜」は「米のとろみ」。おいしさのキモでもありつつ、吹きこぼれの原因にもなりうるので、捨てずに混ぜ込むようにすると◎
米粒が開いて好みのとろみがでたら、塩で味をととのえて完成!
お味をカスタム
完成した「基本の中華粥」はそのままでもと〜ってもおいしい……!
でもでも!さらに具材を入れるとごちそう度爆上がり。
別鍋にお粥を取り分けて、具材を入れて、温めたら完成です。
下茹でを済ませたホルモン肉や、海鮮(エビ、白身魚など)、葉物野菜などなど◎
ちなみに、基本の中華粥は1回分ずつの分量で冷凍しておくと便利です。冷まして、ジップロックに入れて、冷凍庫へ。
電子レンジで解凍しても良いのですが、わたし小鍋にあけて、具を入れつつ解凍することが多いです。具材に合わせて濃度の調節もできて◎
いただきます!気になるお味は?
というわけで、完成!「豚ホルモン入り中華粥」。
香りからしてもう、お店クオリティ。
やるじゃんわたし、すごいじゃんわたし!作れる!生み出せる!創造できる!天才!
……と、自己評価が爆上がりするお味。笑
でも実際は失敗知らずといいますか、ていねいにつくるだけでごちそうって生み出せちゃって。(「わたし天才!」みたいな感覚ももちろん、大事、大事。笑)
おうちでこの味をつくれるって最高です。
そして!中華粥の大きな特徴である「花咲く米粒」。
ふわっと開いたお米の甘みの幸せなこと〜……!ああ、おいしい。ああ、これこれ。
疲れたら、またいつでも戻ってこよう。冷凍庫に味方がたっぷり◎
しっかり「旨い」お粥さんのおかげで、心も身体も元気になれたのでした。
と〜〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。