今年のクリスマスはお粥で世界旅行をしてみました!
クリスマスイブにはウクライナのクリスマス粥、クチャ。
レシピはこちら!
ウクライナのクリスマス粥Kutia(クチャ/クティア)のレシピ 伝統のフルーツとナッツの甘い前菜粥
ウクライナのクリスマス粥Kutia(クチャ/クティア)を再現してみました! クチャはくるみやケシの実、レーズン、麦(米)を柔らかく煮て蜂蜜で味付けをした甘いお粥。冷…
そして、クリスマス当日の朝にはスウェーデンのミルク粥。
シナモン香るあつあつのミルク粥に冷たい牛乳をたっぷりかけて。
なんともロマンチックな一皿でした。
レシピはこちら!(noteに飛びます)
スウェーデン伝統料理 クリスマスのミルク粥 Risgrynsgröt のレシピ|お粥研究家 鈴木かゆ
クリスマスの本場。北欧スウェーデン。 スウェーデンではクリスマスは家族で過ごす大切なイベント。 そんなクリスマスの朝食やデザートに家族でいただくという、あま〜いミ…
クリスマス粥をいただいて思ったことメモ
お粥のことを追いかけていると「ええ〜これもお粥なの!?」と思うような世界のお粥に出会います。でもきっと、日本のお粥だって世界の側からみたらびっくりなものがたくさんあるのだろうな〜とも思ったりして。食って、文化って、ほんとうに奥が深いですね。
だけど「うわ〜びっくり!すごーい!」で終わっちゃうのはなんか違うなとも感じます。
「おいしくできますように!」とか、「元気にすごせますように!」とか、世界中どこでも誰でも変わらない想いもあれば、その土地に切り離せないおいしさや、特別な歴史、宗教的な決まりも間違いなくあるからです。全てを分かりきることはできないけれど、分かりきることは永遠にできないからこそ、料理に込めた大切な願いを感じようとする気持ちを忘れずに、料理の違いや文化の違いをたのしんでいきたいなと思ったのでした。
おかゆのように優しい世界になりますように。
メリークリスマス!