ほくほく食感と山菜のような淡い苦味がバターと合う!芽キャベツが主役のお粥さんをつくりました。
芽キャベツの旬は、冬。
暖かい季節になると巻きが弱くなってしまうため、寒い季節に栽培されるのだそうです。寒い寒い!ときゅ〜っと丸まっていると思うと、なんだかすっごくかわいいですね。
芽キャベツの栄養価の高さはビタミン爆弾と呼ばれるほど。風邪予防に効果的なビタミンCが、なんとキャベツの数倍も含まれているんですって。すごい!
おいしくて、栄養たっぷり。芽キャベツさんにメロメロです。
バター芽キャベツ粥のレシピ
おすすめシーン:風邪予防、元気が欲しい日、冬のごちそう
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合
- 水 700ml
- バター 1かけ(10g)
- 芽キャベツ ひとつかみ
- 塩 小さじ1/2〜
おこのみで
- ペッパーミックス
つくり方
芽キャベツのお尻を薄くスライスして、傷んだ葉をとる。十字の切り込みを入れる。
厚手の鍋によく研いだ米、芽キャベツ、バター、水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
いただきます!気になるお味は?
んんっ!♡
コロコロかわいい!♡
バターを入れたことでお粥がもったりとしてコクがでています。芽キャベツとの絡みが良くなって食感の相性も抜群です。
キャベツの香り。キャベツの甘み。でも、食感はほくほくで、淡い苦味がほろり。
芽キャベツらしさがちゃんと生きてます!◎
芽キャベツのほくっとした食感はどこか芋寄り。旨味の出しっぷりからしても煮込み料理に抜群に合うし、お粥向きの食材ですねえ。
まだまだ掘りきれていない芽キャベツの魅力。冬のうちにもっともっとみつけたいです。
と〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
葉の付け根にできる脇芽が結球したもの。ビタミンCが豊富。
『NHK出版 からだのための食材大全』池上 文雄 (監修)、2018年、NHK出版 P.48「キャベツ」より