【レシピ】栗粥 ひとつまみの塩を入れて【お粥研究家の粥日記2024/10/28】

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季節のおかゆは、いつも「あれ?こんなにおいしかったっけ……」と感じます。

食材自体のおいしさと、その季節の身体のリズムと、いろんなものがピタッとマッチする心地。

秋のおかゆといえば忘れちゃいけない、栗のおかゆ。2024年、今年の秋もおいしくいただくことができました。

栗の皮剥きさえ頑張れば、あとはお米と一緒に煮込むだけ。(皮剥きさえなんて簡単に言うけれどその皮剥きがなかなか骨が折れるんですけどね……!笑)

今回は栗の甘さを引き立てるためにひとつまみの塩と一緒に煮込みました

ほっくり系の栗も、透き通る系の栗も、どっちもそれぞれおいしくて……!秋だねえ〜、秋ですねえ〜、としみじみな朝でした。

栗粥のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米   1/2合(約75g)
  • 水    750ml
  • むき栗  5〜10個
  • 塩    適量
前の晩に皮むきを済ませて、水に浸して冷蔵庫に入れておきました♪むき栗は冷凍もできるそうですよ。

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、むき栗、塩ひとつまみ、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味つけ

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。

STEP
蒸らし

フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

栗むきの救世主、栗むき坊主。
けっこうコツがいるんですよねえ〜、上手になったころに栗の流通が終わる!笑

脾の働きを助けて、気を増す作用があるくり。栄養の吸収を促し、血の巡りをよくして、体を元気にしてくれる食材です。(中略)少しずつ食べることでアンチエイジング効果が期待できます。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.199「くり」より
https://twitter.com/kayu_szk/status/1850693208885641265

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運営者情報

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。