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【レシピ】鶏とかぶのおかゆ(かぶの鶏粥)【お粥研究家の粥日記2025/05/13】

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かぶっておいしいですね!?鶏肉が主役のつもりでつくったんですけど、このおかゆはかぶが主役だー!

かぶって「実」と「葉」のふたつの野菜を手に入れた気分になれるよねって、食いしんぼうのお友達と盛りあがりました

成功ポイントは2つ。かぶの皮を厚めにむいたことと、大きくゴロッとカットしたこと。

特に春のやわらかいかぶは皮をむかなくてもおいしいことが多いから、皮つきでお料理することがほとんどでした。でも、ちゃんと皮をむくと、味の染みも旨味の出方も格段によくなるという発見!

もうひとつ、大きくゴロッとカットすることで、形は崩れすぎず、かぶのフチが煮崩れじゅんわり食感に!おかゆに絡んでめっっっちゃおいしかったです。

鶏肉と、かぶの、ダブルの甘みを吸ったおかゆ。そりゃ〜、美味ですわ!

春のかぶのおいしさにちょっと感動しちゃいました。

鶏とかぶのおかゆ(かぶ鶏粥)のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米   1/2合(約75g)
  • 水    750ml
  • 鶏もも肉 200g
  • かぶ   1個
  • かぶの葉 少々
  • 塩    小さじ1/2

トッピングに

  • 柚子胡椒 など

つくり方

STEP
下ごしらえ

鶏もも肉を一口大に切り、塩( 少々/分量外 )を揉み込む。かぶの皮をむき、四等分にする。

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、鶏肉、かぶ、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味つけ

さっとアクをすくいとり、かぶの葉を混ぜ込む。塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。

STEP
蒸らし

フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

澄んだ、かぶ。鮮やかなかぶの葉。あら〜……きれい〜……!

ゴロッと鶏もうれしいですねえ!

ちいさくコロコロの具材も食べやすくてかわいいけれど、やっぱり具材がゴロゴロしていると「わあ〜♡」とテンションあがりますね。

みてみて!かぶの、このじゅんわり〜!

とろとろのおかゆに絡んで、しあわせ〜……!

ごま油を入れて中華風にしようかとも思ったけれど、鶏から出る自然な油分でもじゅうぶんトロトロ感がでて◎

「かぶ入りの鶏粥」って名前にするのが申し訳ない、かぶの存在感。

「かぶの鶏粥」「かぶと鶏肉のおかゆ」……うん、こっちのがしっくりくる。

とても贅沢な朝ごはんでした。ごちそうさまでした!

鶏のおかゆと柚子胡椒の相性は、一度食べたらやみつきです♡

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運営者情報

お粥研究家・料理研究家・文筆家・日常思想家。著書『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。