【レシピ】備蓄米の白粥【お粥研究家の粥日記2025/06/17】

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ファミマでGET!話題の政府備蓄米をおかゆにしてみました!

おかゆはとってもシンプルなお料理。お米の品種の違いも、炊いたごはんよりもはっきりと感じます。良くも悪くも、素材の特徴をぐんと引き出すのです。

だから、備蓄米のおかゆって……正直めちゃめちゃ怖かった〜〜〜……!(万が一おいしくなかったときに、おいしくないなんて言ったら炎上しそうじゃない……)

ところがどっこい!備蓄米のおかゆ、おいしかったです……!お米の味があっさりしていて、お米の粒感がぎゅっと詰まった感じが◎

たしかに、ゆめぴりかやミルキークイーンみたいな、近年のトレンドの「甘いもちもち系のお米」とは違う方向です。でも、まさに今時期のムシムシ暑いときに、こういうこざっぱりとした風味のおかゆ、ぴったりじゃん!と思ったりして。

リゾットではビンテージ米(古米)が好まれるのとか、お寿司に新米は向かないのとか、そういう感じで、コレだからこそのおいしさがあるのかもしれません。

いつものおかゆと全くおなじ作り方です♪

備蓄米の白粥のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 備蓄米 1/2合(約75g)
  • 水   700ml
  • 塩   少々

ご一緒に

  • 梅干し
  • 昆布の佃煮
  • お漬物 など

<ポイント>通常のお米よりも水をよく吸います
通常のお米よりも水分が抜けているため、水を多く吸います。特徴をたのしみたい場合はいつも通りで、いつもと近いやわらかさを出したい場合は30〜50mlほど水を増やすとよいかもしれません◎

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味つけ

塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。

STEP
蒸らし

フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

キラキラキラ〜!きれいなおかゆさんができました!

同じお鍋、同じ分量、同じ手順でつくったけれど、やっぱりいつものおかゆより固めな仕上がり。米の粒をしっかり感じます。お米の品種で言うと、青天の霹靂系統という感じでしょうか。

備蓄米の感想で「カレーに合いそう」と良く聞くのも、そういうことか〜と、納得、納得。

甘さが控えめで、ベタベタしていなくて、あっさりしてていいですね!今日みたいな湿度の高い日にぴったり◎

梅干しの「酸」との相性が特によかったです。しっかりめに漬けた、ぬか漬けも相性よさそう◎

あえて備蓄米の欠点をあげるのなら

今回購入した備蓄米は、産地や品種、収穫年度など詳細情報は不明のもの。

購入先やタイミングによってモノが違うので、狙った味が作りにくいというのは最大のデメリットと言えそうです。

わたしが今回買った備蓄米は、あっさりしていておいしかったけれど、今度買う備蓄米が同じようなおいしさとは限らないわけで……

一期一会の味をたのしむ、おおらかな気持ちでいただくのがよいのかもしれません◎

しょっぱくて、すーっぱい、昔ながらの梅干しが合いそう◎

https://twitter.com/kayu_szk/status/1934756412498063652
https://twitter.com/kayu_szk/status/1934759136069288164

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運営者情報

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。