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【レシピ】湯豆腐風粥 昆布出汁の豆腐のおかゆ【お粥研究家の粥日記2025/07/23】

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昆布出汁で炊いた豆腐粥、題して湯豆腐風粥なるものをつくりました!

暑さのせいか、なんだか疲れていたみたい。じわ〜っと広がる昆布の旨味にほぐされて、お米の甘みがやさしくて、うるっときちゃいました……鼻の奥がツーン。今日の心と身体にピンポイントのおいしさでした。

ポイントは、たっぷりの昆布出汁でとろとろに仕上げること。それから、シンプルに徹すること

あれこれ具材を入れるとバランスが崩れちゃうタイプのおかゆな気がします。こだわるのであれば、是非、素材選びにこだわって◎

胃腸がお疲れ気味のとき、おいしい昆布やお豆腐を手に入れたとき、是非お試しあれ。

湯豆腐風粥(昆布出汁の豆腐のおかゆ)のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米   1/2合(約75g)
  • 昆布出汁 800ml
  • お豆腐  150g
  • 塩    小さじ1/3

トッピングに

  • おろし生姜 など

ご一緒に

  • お醤油 など

<ポイント>水出しの昆布出汁
水1Lに対して昆布15gが目安です。一晩水に浸けて出汁を抽出します。

白口浜の真昆布を使用しました!ぜいたく!

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、昆布出汁800mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で25分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
豆腐を加える

さっとアクをすくいとり、四等分したお豆腐を鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに5分煮込む。

お豆腐を入れたあと鍋の中をいじる回数を最低限にするために、このタイミングでアクをとってしまいます。
STEP
味つけ&蒸らし

塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

火を止め鍋のフタをして蒸らしている様子

いただきます!気になるお味は?

は〜、いい香り。もう香りで「おいしいやつ!」ってわかります。

添え物もシンプルに、おろし生姜で。

昆布のミネラル分の作用か、お米もお豆腐も輪郭が引き締まりますね。おかゆの粒がたって、お豆腐の表面がすこ〜し固くなって、中のとろとろがより際立つ〜……!◎

途中で、ちょろりとお醤油を垂らしても、これまた美味でした。

シンプルがおいしいって、贅沢ですねえ〜……!

昆布の旨味に「ずん」と支えられて、お米と豆腐の甘みを感じて……ひとくち、ひとくち、ていねいにいただきたくなるおいしさでした。

と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

飯田屋さんのエバーおろしをついに手に入れました!!!
生姜がふわっふわだし、繊維がきれいにさけるし、香りが立つし……期待以上の違いにびっくり。こりゃすごい!

https://twitter.com/kayu_szk/status/1947807506694033746

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運営者情報

お粥研究家・料理研究家・文筆家・日常思想家。著書『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。