【レシピ】濃厚ミルク粥(ジャージー牛乳のおかゆ)【お粥研究家の粥日記2025/10/30】

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キンキン空気の朝、濃ゆ〜い牛乳でこってりミルク粥をつくりました。

出会いのきっかけは、JRの秋葉原駅。総武線のホームにある、牛乳スタンドのそばの牛乳自販機でジャージー牛乳を発見したのです!

国内の乳牛の99%が白黒のホルスタイン種、ジャージー種はたった1%なんですって。

ジャージー牛乳をひとことで表現すると「濃厚」。脂肪分も栄養分も豊富で、甘味があって、こってり。

しかも牛乳が濃くなる季節ですから(寒い時期は牛乳の脂肪分の高い濃い牛乳になるそうですよ)、こってり感もひとしお。

牛乳だけで煮るとギトギトになるので、水とブレンドするのが一番のポイントです。

また、濃い牛乳は膜が張りやすいので、煮立てすぎない優しい火加減で混ぜながら煮込むと◎

まー、たしかに手間はかかるのですが、一口食べたら「……!♡」。寒い日のこってり料理は、心も身体もふわ〜っとゆるみますねえ。

濃厚ミルク粥(ジャージー牛乳のおかゆ)のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米  1/2合(約75g)
  • 水   600ml
  • ジャージー牛乳 180ml
  • 塩   小さじ1/3〜

トッピングに

  • 黒胡椒
  • パセリ など
購入したジャージー牛乳が180mlだったのでこの分量でつくりました。多少の増減はカバーできますので、水などで調整しつつ柔軟にどうぞ。

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、水600mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
牛乳を入れてコトコト煮込む

牛乳を鍋に入れやさしく混ぜる。一度少し火を強め、クツクツとさせる。弱火にし、ときどき混ぜながらさらに10分煮込む。

STEP
味つけ&蒸らし

塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

いい感じのとろとろに仕上がりました〜……!

トッピングには、黒胡椒、パセリ、それからナッツのような風味の「スーパー大麦を茹でたやつ」。

ポタージュのような粘度の高いスープにクルトンなどの食感アクセントを入れたくなるの同じで、ミルク粥にもカリカリとか、つぶつぶとか、入れたくなるんですよね〜……!合う合う◎

いろいろトッピングしつつ食べてみた結果、ジャージーミルク粥×はちみつ×黒胡椒がピカイチにおいしかったです!

コクも甘みも濃いから、思い切ってお砂糖を入れて甘い系にしちゃったり、レーズンやシナモンを合わせたりするのもよいのかも!?

甘い系にもイケるとは、いろんなおいしさの可能性を感じました。

ふー、おいしかった。指先までぽっかぽかに温まりました。ごちそうさまでした!

これ、めっちゃおいしいですよね。笑
オハヨー乳業ののジャージー牛乳シリーズ、見かけるとついつい買っちゃうんだよなあ!

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運営者情報

お粥研究家・料理研究家・日常思想家。著書『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。