「あっ!いいこと思いついた!」とわたしが言うと、だいたい夫は警戒した顔をします。笑
でも今日の「いいこと」はほんとに「いいこと」だったと思うのです。
アイディアのタイトルは「桜粥の桜餅風」!
桜風味のもち米のお粥を、桜の葉っぱで包んでみようというレボリューション!
完成したのが、こちら。
ででーん!「桜粥の桜餅風」!
おもしろいでしょ、おもしろいでしょ!
まだまだ改善点はありますが、いろんな気づきがありましたので書き残しておきまーす!
ざっくり調理過程
うるち米でもゆめぴりかみたいなもちもち系なら調整次第でいける気はしたのですが、もちもち食感&甘い風味をしっかり出したかったので、もち米を使いました。
水少なめのぽってり仕上げに炊き上げて。塩抜きして刻んだ桜の塩漬けを混ぜ込みました。
塩も砂糖も入れずにこれだけ。実験はシンプルに、これ、鉄則。
そしてここからがポイント!
桜の葉をお皿に広げて、スプーンで桜粥をすくって、ぽとん。ぺたっと巻いて、完成です!
おお〜〜〜あたらしい!そして、かわいい!♡
完成!気になるお味は?
ぎゅんかわー……!見た目はほぼ桜餅!
あ、なるほど……
お粥が温かいから桜の葉の塩漬けの水分が飛んで、塩分が粉吹いた感じに出ちゃうのですね。
もっとしっかり塩抜きをするか、お粥完成後に霧吹きで水を「シュッ」とすると見た目はよりきれいになりそうですね。
でも温かいからこその利点はあって、すっごく桜の香りがたつ!湯気が香りを広げてくれるのでしょうね。
いちばんの課題点としては……
食べにくさ。笑
夫「あ゛〜〜〜〜〜」
私「いっちゃえ!いっちゃえ!」
夫「え、ええ〜………あっ………んいひい♡(おいしい♡)」
私「いえーい!!!」
……残りは器に盛って、いただきました。笑
風流さは皆無だけど、たのしかった!おいしかった!笑
まとめ
このお粥のすごいところ・よいところ
- 柏餅・どら焼きなど他アイディアの転用の余白がすごい
「はさむ系」としていろんな展開がある。小豆粥をどら焼きみたいにサンドする、など - 一口でいいから食べてほしいシーンでめっちゃよさそう
具合が悪かったり、食欲がないときに、一口だけ食べて〜〜〜というシーンでも食べてもらえそう - スプーンがいらない
手で食べられるお粥という視点でもあたらしい
改善点とその解決法
- 桜の葉の塩が浮き出ちゃう問題
→塩抜きをしっかり目にする or 霧吹きで水をふきかけてうるうる感を出すとよさそう - もっと桜餅っぽさを出すには
→砂糖を入れて甘みをつける、あずき&桜のお粥にするとよさそう - 食べにくさ
→前提を1口サイズにしちゃう、お粥をもっとぽってりさせる
なかなかのレボリューションでした……!
桜粥の桜餅風のレシピ詳細(覚書)
今回の材料と手順を書き残しておきます。
材料
- もち米 1/2合
- 水 550ml
- 桜の塩漬け 10g
- 桜の葉の塩漬け
つくり方
厚手の鍋に研いだもち米、水550mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。
※もち米は吸水性が高いため煮込み始め20分ほどのタイミングで鍋底からはがすように混ぜました。
頃合いをみて、桜の塩漬けをさっとすすぎ、大さじ2の水(分量外)に浸しておく。桜の葉も塩抜きをしておく。
30分火にかけてお粥が炊きあがったら、細かく刻んだ桜の塩漬けと漬け汁を鍋に入れ、全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。
桜の葉を広げ、お粥を落とし、ぺろっとはさんだら完成!
米の品種:きたゆきもち