台湾スイーツ豆花に冷やしたお粥を入れました!
お豆や穀物を煮る過程は「これ、お粥つくっているのと同じでは!?」と思いましたし、豆花に白粥が入っていてもまったく違和感なし。ナニコレ不思議体験。
日本には「米(粥)=しょっぱい」という固定観念があるけれど、本来、お米は甘く食べてもおいしいのですよねえ。お粥はほんとに自由な食べ物だなあ〜……!
粥入り豆花のレシピ
おすすめシーン:夏のデザートに、つくりおきに
材料
- やわらかめのお豆腐
- お好みの茹で豆・穀物、粥
- 水で戻したクコの実など
シロップの材料
- 砂糖:水=1:3
(砂糖200g、水600mlくらいがつくりやすいです)
<ポイント>茶色いお砂糖で
きび砂糖や洗双糖などミネラルを含んだ「こくうま系」のお砂糖を使うのがポイントです。
つくり方
お好みの豆や穀物を茹でる。粥をつくる。缶詰やパウチの「茹で豆」を利用しても◎
フライパンに砂糖を入れ中火で炒める。香りが立ったら水を入れ砂糖が溶けたら火を止める。しっかり冷やしておく。
器にお豆腐を盛りつけ、穀物・豆・粥、水で戻したクコの実などをのせる。たっぷりのシロップをかけて召し上がれ!
いただきます!気になるお味は?
おうち豆花〜!かわいい!♡
お粥が違和感なさすぎて、びっくりしちゃうくらい!レトルト粥のぽってり感がお豆腐&シロップに絡んでおいしいわあ〜……。
本来の豆花は、濃い豆乳と苦汁から作るのですが、わりと日本のとろとろめのお豆腐でも近いお味がたのしめます。(わたしは三代目茂蔵豆富の「茂たま」がお気に入り!)
かき氷や白玉、タピオカ、蒸した芋などのトッピングもおすすめです!あとは、ナッツやフルーツも!
豆や穀物って、ほんとうにパワフルで。ただお味や食感が魅力というだけではなくて、それぞれたのもしい働きがあるのですよね。
<例>
黒米:血行促進、貧血対策、アンチエイジング、体力や気力のアップ
ハトムギ:水分代謝を促進、むくみを解消、解毒作用、肌荒れ・ソバカス対策
緑豆:夏バテの予防、口内炎・吹き出物対策、ほてり対策
(ーー『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社より)
もちろん、薬のように「効く」わけではありませんが、自分が今いただきたい食材をいただけるのはうれしいですよね〜……!
おかゆもお豆&穀物を取り入れやすいお料理だけれど、豆花も相当取り入れやすい◎
お豆腐と、茹でたお豆と、シロップ。豆花の材料が冷蔵庫にあるだけで、なんだか頑張れちゃう不思議!
この夏も我が家流「豆花」と「粥」とで、元気に過ごせる気がしてきたのでした。
と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした!