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【レシピ】にんにくたっぷりラム粥【お粥研究家の粥日記2023/10/10】

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ぽかぽか温まりたい朝、にんにくとラム肉のおかゆさんをつくりました!

ラム肉って、ほんとうに身体が温まりますよね。以前、真夏にふつうの焼肉のノリでジンギスカンを食べたら汗だくだくになっちゃって。笑 牛肉とラム肉は味の違いだけじゃないです、ホント。

今朝の温め食材はラム肉だけじゃありません。

ふたり分のおかゆでたっぷり4かけのにんにく!お肉の臭み消しの働きはもちろん、こちらも温め効果が抜群ですから、ほかほかのほかでございます。

にんにくたっぷりのラム肉のおかゆ。食べたあとは「暑っ!」ってくらいに温まって、しっかり身体のエンジンがかかった心地です。おいしかった〜……!

にんにくたっぷりラム粥のレシピ

おすすめシーン:冷えを感じた日、胃腸の養生、疲労回復
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米    1/2合(約75g)
  • 水     750ml
  • ラム肉   100g
    (カタ切り落とし)
  • にんにく  4かけ
  • 生姜    1かけ
  • 塩     小さじ1

トッピングに

  • オニオンスライス
  • クミン など

つくり方

STEP
下ごしらえをする

ラム肉に塩胡椒(少々・分量外)をもみ込んでおく。

にんにくの薄皮をむき、生姜を薄切りにしておく。

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で15分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
具材を入れてコトコト煮込む

ラム肉、にんにく、生姜を鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに15分煮込む。

お肉を広げるようにして入れるとボリュームアップ◎
STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。

フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

ラララララ〜!ラ・ム!ラムの香り、全開〜!

しっかりお肉を広げるようにしてお鍋に入れることで、100g程度のラム肉でもしっかりボリュームを感じます

にんにくの食感は、ほっくりを残したとろとろ。加熱時間もちょうどよかったようです。

ベースのおかゆ部分にもにんにくの風味とラム肉の旨味が染み渡っています。しっかり旨い。

おかゆ自体が力強いから、何を乗せても負けなそう。

色っぽいクミンの香りも、オニオンスライスのちょい辛も、絶妙なアクセントになっていました。

札幌伝統野菜「札幌黄」

今朝のオニオンスライスは、札幌伝統やさいの「札幌黄」という品種の玉ねぎを使いました!

札幌黄は、別名「幻の玉ねぎ」。

札幌黄は加熱をすると甘みが増すことから、煮込み料理に向いているとされています。

実際に、札幌黄のおかゆも味が濃くてと〜ってもおいしかったです〜!♡

ところが!

Twitter(X)で「スライスもおいしいよ」と教えていただきまして!

https://twitter.com/imadokisanta/status/1708627616205594892

今回ラム肉のおかゆに乗せてみた次第です。(とっておき情報ありがとうございます!♡)

いただいてびっくり、ほんとにおいしい。いつもの玉ねぎとぜんぜん違う!

しゃくしゃくとみずみずしい食感もおいしいですし、何より口に入れた瞬間の甘みの強さは初体験!あとからくる辛みも痛くないっていうんですかね、とってもお上品

煮込みもよし、生でもよし。え、札幌黄、万能じゃないですか!

おいしい出会いに、うきうきの秋でございました。

と〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

二人暮らしでたまねぎ箱買いはきついかなあ……?(←かなり欲しくなってる人)

体を温める性質が非常に優れ、冷えて弱っている胃を温めて胃腸の働きを高め、食欲不振や冷え性を改善します。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.245「羊肉」より

体を温める性質があるにんにくは、内臓の機能を活発にします。(中略)独特のにおいのもと、アリシンには、強力な殺菌作用があり、疲労回復から脳の活性化まで幅広く役立ちます。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.53「にんにく」より

米の品種:ミルキークイーン
塩:海の精

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。