ぽかぽか温まりたい朝、にんにくとラム肉のおかゆさんをつくりました!
ラム肉って、ほんとうに身体が温まりますよね。以前、真夏にふつうの焼肉のノリでジンギスカンを食べたら汗だくだくになっちゃって。笑 牛肉とラム肉は味の違いだけじゃないです、ホント。
今朝の温め食材はラム肉だけじゃありません。
ふたり分のおかゆでたっぷり4かけのにんにく!お肉の臭み消しの働きはもちろん、こちらも温め効果が抜群ですから、ほかほかのほかでございます。
にんにくたっぷりのラム肉のおかゆ。食べたあとは「暑っ!」ってくらいに温まって、しっかり身体のエンジンがかかった心地です。おいしかった〜……!
にんにくたっぷりラム粥のレシピ
おすすめシーン:冷えを感じた日、胃腸の養生、疲労回復
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合(約75g)
- 水 750ml
- ラム肉 100g
(カタ切り落とし) - にんにく 4かけ
- 生姜 1かけ
- 塩 小さじ1
トッピングに
- オニオンスライス
- クミン など
つくり方
ラム肉に塩胡椒(少々・分量外)をもみ込んでおく。
にんにくの薄皮をむき、生姜を薄切りにしておく。
厚手の鍋に研いだ米、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で15分煮込む。
ラム肉、にんにく、生姜を鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに15分煮込む。
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。
フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
いただきます!気になるお味は?
ラララララ〜!ラ・ム!ラムの香り、全開〜!
しっかりお肉を広げるようにしてお鍋に入れることで、100g程度のラム肉でもしっかりボリュームを感じます◎
にんにくの食感は、ほっくりを残したとろとろ。加熱時間もちょうどよかったようです。
ベースのおかゆ部分にもにんにくの風味とラム肉の旨味が染み渡っています。しっかり旨い。
おかゆ自体が力強いから、何を乗せても負けなそう。
色っぽいクミンの香りも、オニオンスライスのちょい辛も、絶妙なアクセントになっていました。
札幌伝統野菜「札幌黄」
今朝のオニオンスライスは、札幌伝統やさいの「札幌黄」という品種の玉ねぎを使いました!
札幌黄は、別名「幻の玉ねぎ」。
札幌黄は加熱をすると甘みが増すことから、煮込み料理に向いているとされています。
実際に、札幌黄のおかゆも味が濃くてと〜ってもおいしかったです〜!♡
ところが!
Twitter(X)で「スライスもおいしいよ」と教えていただきまして!
今回ラム肉のおかゆに乗せてみた次第です。(とっておき情報ありがとうございます!♡)
いただいてびっくり、ほんとにおいしい。いつもの玉ねぎとぜんぜん違う!
しゃくしゃくとみずみずしい食感もおいしいですし、何より口に入れた瞬間の甘みの強さは初体験!あとからくる辛みも痛くないっていうんですかね、とってもお上品。
煮込みもよし、生でもよし。え、札幌黄、万能じゃないですか!
おいしい出会いに、うきうきの秋でございました。
と〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
二人暮らしでたまねぎ箱買いはきついかなあ……?(←かなり欲しくなってる人)
体を温める性質が非常に優れ、冷えて弱っている胃を温めて胃腸の働きを高め、食欲不振や冷え性を改善します。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.245「羊肉」より
体を温める性質があるにんにくは、内臓の機能を活発にします。(中略)独特のにおいのもと、アリシンには、強力な殺菌作用があり、疲労回復から脳の活性化まで幅広く役立ちます。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.53「にんにく」より