【レシピ】鹿肉粥(ひき肉のおかゆ)【お粥研究家の粥日記2025/09/30】

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今朝はなんと鹿肉で!鶏、豚、牛、合い挽き……なんでも主役になれそうな、ひき肉のおかゆをつくりました。

肉団子もいいけれど、ほぐしたひき肉が放つ旨味の直球さも最高!ガッツリ肉を食べた感がありました。

肉×米の即効で元気が出る感じって、なんなのでしょうね? もやーっと気だるい朝だったのに、このおかゆを食べた途端にやる気がみなぎってきました。

ベースのおかゆは、水出しの昆布出汁で。かつお出汁や合わせ出汁、顆粒の出汁の素などアレンジをしてみてもおいしいでしょう◎

生姜は臭み消しの役割も果たすので、是非たっぷりめで入れてくださいね。

鹿肉粥(ひき肉のおかゆ)のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米    1/2合(約75g)
  • 昆布出汁  800ml
  • おろし生姜 大さじ1
  • ひき肉   100g
  • 塩     小さじ1/2〜1

トッピングに

  • ねぎ
  • 黒胡椒 など

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、昆布出汁800mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
肉を入れてコトコト煮込む

ひき肉、おろし生姜を鍋に入れる。

パラパラとほぐすように入れます
混ぜ込まず、ただ入れる感じで◎

先ほどと同様にフタをしてさらに10分煮込む。

STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

ガッツリ、に・く! 色も、香りも、に・く!!!

たった100gのひき肉なのに、こんなにボリュームが出るのですねえ!

やっぱりおかゆの素材の持てる力を引き出す力はすごいな〜。隅々まで肉の旨味で染まりました。

上にのせた「ねぎ」にも、一工夫。

刻んだ長ネギの緑のところを、10〜20秒くらいレンジで加熱。これだけで、色が濃くなって見栄えが良くなるし、辛味がマイルドになって、香りが立つのです◎

ツーンとしたネギ特有の辛味がマイルドになるので、ネギ臭をお口に残したくないときにもおすすめの小技です♪笑

はじめておかゆに鹿肉を使ったけれど、アリ、アリ、アリでしたよ〜!!!

脂身のお肉はときどき「浮く」感じがあるけれど、赤身肉はどこかお魚にも似ているからか、スッとお米に馴染みますね。

ぎゅっと旨味の詰まった赤身肉の味の濃さを堪能できました。いいなあ、鹿肉。好きだなあ、鹿肉。

と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした!

稚内で買った鹿肉。東京でももっと気軽に買えたらいいのになあ。

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運営者情報

お粥研究家・料理研究家・文筆家・日常思想家。著書『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。