【レシピ】赤大根粥(紅大根粥)【お粥研究家の粥日記2025/10/28】

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カラフルな大根といえばサラダやお漬物!……というイメージが強いですが、おかゆにするのもおすすめです◎

皮が「緑や白」で、内側が「赤」の、紅芯大根こうしんだいこんも、やさしい甘味がでて、すっごくおいしいおかゆになるんですよ〜!

今回は、皮も中も赤い、赤大根(紅くるり/紅大根)をおかゆにしてみました!

隅々まできれいなピンクに染まって、キュン!

でも、お味は素朴なふつうの大根粥。 このギャップにまたキュンときちゃうんだなぁ♡

作り方は「ふつうの大根粥」と同じです♪ちょっと水を多めにするのがポイント

赤大根粥(紅大根粥)のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米   1/2合(約75g)
  • 水    750ml
  • 赤大根  3cm(約100g)
  • 塩    小さじ1/3〜

トッピングに

  • ゆかりふりかけ
  • 薄切りの赤大根 など

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
赤大根の下ごしらえ

鍋の様子を見守りつつ、赤大根の下ごしらえを済ませておく。サイコロ状に切っておく。

皮からもきれいな色がでます♪
鮮度の良いきれいなものなら、是非皮付きで
STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
赤大根を入れてコトコト煮込む

赤大根を鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに10分煮込む。

STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

にゃーーーかわいいーーーー!かわいいーーーー!きれいなピンク色に染まりました。

紅芯大根や紅大根は、ふつうの大根のようには大量に栽培されていないので、色味や味の雰囲気に個体差が大きいですよね。

今日の紅大根は、生で食べるとちょっと辛味が強めのタイプでした。

ところが、煮込むと辛味はなくなって、むしろ甘味がグッと際立って◎

ふしぎだな〜、生のときはふつうの大根よりも辛味を感じたのに、煮込むといつの大根よりずっと甘くなりました。

シンプルなおかゆだからこそ、じっくり味の観察ができて、こういう発見ができるのもおもしろいですねえ!

トッピングの「ゆかりふりかけ」もナイスでした!

大根×しその風味の相性のよさはさることながら、ゆかりが水気を含んで、じわぁ〜っとピンク紫の色素が出てくる感じ、すっごくきれい!

シンプルおいしくまとまる、ナイスなトッピングでした。

あ〜、なんかモヤついてた胃がさっぱりしたなあ!

大根は七草粥のメンバーなだけあって、やっぱり胃腸にやさしいのでしょうね。

と〜〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

梅干しほどの刺激はいらないけど、香りと塩っけのアクセントが欲しいんだよな〜ってときは「ゆかり」がぴったり!

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三島
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運営者情報

お粥研究家・料理研究家・日常思想家。著書『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。