【レシピ】ブロッコリーの茎粥【お粥研究家の粥日記2025/12/01】

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今日の主役は、なんと「茎」!

ブロッコリーの茎って、煮込むとこんなにとろとろ甘いのですねえ〜〜〜……!うっとり、感動!

下ごしらえがポイントです。

花蕾からい(ふわふわの部分)を切り落とした、ブロッコリーの茎の部分を使用します。繊維質な皮の部分と、やわらかい部分に分けまして。やわらかいところは、具としていただくので角切りに。皮の部分も、香りづけとして一緒にコトコト煮込みます。

思い切って、皮は厚めに!

かぶのようなとろとろ食感に、大根のような根菜特有の旨味。そして、キャベツのような甘みがふわ〜っと広がって、ほんと、捨てていたことにごめんなさーい!って思っちゃいました!

ポトフっぽい、根菜の甘みが好きな方はきっとお好きだと思います◎

ブロッコリーの茎粥のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米  1/2合(約75g)
  • 水   750ml
  • ブロッコリーの茎 1本分
  • 塩   小さじ1/3〜

トッピングに

  • 茹でブロッコリー
  • 生ハム
  • 黒胡椒
  • オリーブオイル など

つくり方

STEP
下ごしらえ

ブロッコリーの茎をよく洗い、傷んでいる部分を取り除く。表面の繊維質な部分を削ぎ落とす。やわらかい部分を1cm角にする。

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、❶のブロッコリーの茎、削ぎ落とした繊維質な皮の部分、水800mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味つけ

繊維質な皮の部分を取り出す。さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。

STEP
蒸らし

フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

はわわわ、香りが甘い!ポトフのような、ロールキャベツのような……キャベツっぽい甘い香りです。

30分煮込むと、黄緑色がぬけて、淡い黄色になるんですねえ〜!やさしい色で、とってもきれい。

香りの雰囲気から、なんとなく「洋」のものを合わせたくなりまして、生ハムを乗せてみることに。

ベーコンや、粉チーズ、クリームチーズなどの相性もよさそうです◎

一口食べると、「♡」!

とろ〜っと、あまぁ〜〜〜い!かぶと、大根と、キャベツの間って感じ!(あまりメジャーでない野菜なのでピンとくる方は少ないかもしれませんが、「コールラビ」にそっくりでした!あのじゅんわり&甘み感!)

洋風、洋風って思っていたけれど、かつおぶしとか、梅にも合いそうなシンプルさ◎

お肉と合わせてもおいしそうだなあ〜、ホタテ出汁にも合うだろうし……!うーん、わくわくする!

いやはや、いつもポイしていた食材でこんなにおいしい一皿に出会えるなんて。

「かぼちゃのワタ粥」のときくらいの、ウキウキがありました!

ブロッコリーの茎さん、今まで捨てててごめんなさい〜〜〜!

と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした!

ブロッコリーのふわふわの部分って、「花蕾からい」っていうんですって!(検索しました笑)
なんだかすてきな字の並び。はなに、つぼみで、からい。

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運営者情報

お粥研究家。おかゆワールド.com管理人。著書に『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。