どろっどろの口当たりが最高のタイのお粥でご褒美モーニング!ごはんから作る簡単バージョンでつくりました。
タイのお粥には「カオトム(ข้าวต้ม)」と「ジョーク(โจ๊ก)」という2種類がありまして。
「カオトム(ข้าวต้ม)」は、カオ(ごはん)トム(煮)。日本の雑炊に近いお粥です。
「ジョーク(โจ๊ก)」は中華粥系。お米がの原型がなくなるくらい、どろっどろに煮込んだお米のポタージュのようなお粥です。
カオトムはスープのお味次第でパシーン!と味が決まっちゃう感じなんですけど、ジョークはお米の香り・甘みが引き出されて、その滋味深さにふわ〜んと包まれる感じ。顔が緩んで半目になっちゃいます(半目になっちゃうのは私だけかもしれませんが笑)。
屋台料理として大鍋で大量に調理されるイメージが強いジョークですが、今回の超お手軽バージョンはぎゅ、ぎゅっとごはんを潰して、コトコト煮込めば30分で完成です!実は本場タイでも炊いたご飯を使ったり、砕いた米を使って時短することもあるのだそうですよ。
一度食べたらやみつき必至。作る過程もなんだかたのしい、ごきげんな一皿です。
ジョーク(タイのとろとろ粥)のレシピ
おすすめシーン:ご褒美がほしい日、温活、胃腸の養生
調理時間:30分
材料(お茶碗2杯分)
- ごはん 約200g
- 水 800ml
- パクチーの根 1〜2本 *あれば
- 鶏もも肉 100g
- 顆粒鶏だし 小さじ1
- 塩 小さじ1
トッピングに
- パクチー
- レモン
- パプリカ
- 生姜
- 黒胡椒
- ナンプラー
つくり方
ごはんと水100mlを丈夫な袋に入れてぐにぐにと潰す。
厚手の鍋につぶしたごはん、水800ml、刻んだパクチーの根、一口大に切った鶏肉を入れ強火にかける。
*途中アクをすくいとるとよい
お米がお好みのドロドロ加減になるまで、時折混ぜながら中火で10〜20分煮込む。
顆粒鶏だし、塩を入れ味をととのえる。お好みの具材と共に器に盛りつけたら完成!
< ポイント >さらに本格的に作るには?
①鶏出汁にこだわる
②ジャスミンライスをつかう
最近は「パックごはん」のジャスミンライスもありますよね!無印でも売ってます。
③ブレンダーなどで細かくごはんを潰す
とろとろというより、ドロドロって形容詞の方が近いかなあ〜、うっかり飲み込むとマグマすぎてノドを火傷するんじゃないかと思うほど。このはふはふ感が最高においしいんですよねえ〜……!
具を乗せたり、調味料をかけたり。カスタム性が高いのもポイント高し。
こちらは以前作った鶏団子バージョンのジョーク。鶏もも肉の代わりに、鶏ひき肉にナンプラーなどを入れてこねこねしたものを入れました。
とってもおいしかったけれど、鶏もも肉のジョークはそのままお鍋に入れるだけですからね〜、気軽さ圧勝!
ああ、こんなおいしいお粥をふらっと屋台で食べられるタイの方がうらやましい!
日本でもこんなお粥がもっと身近になったら最高ですねえ。
元気でたー、元気でた!おいしゅうございました。ごちそうさまでした。