乾燥かしら、なんとなくノドが引っかかる感じが……そんな朝は香味野菜パワー!
ねぎと生姜をトントン刻んで、醤油・酢・ごま油を混ぜ合わせたら完成!簡単です。
このご自慢の「ねぎだれ」は白ごはんはにも合うでしょうし、サラダにドレッシング代わりにかけたり、焼いたお肉の味付けにもばっちり◎
でもでも、やっぱり試してほしい「ねぎだれかけ粥」。
餃子のような元気な香りが食欲そそる〜!食欲のない場面でもぺろっと食べちゃれちゃいそうな一皿です。
ご自慢のねぎだれのレシピ
おすすめシーン:風邪のひき始め、気だるさがある日、冷え解消
調理時間:10分
材料(おかゆ2杯分)
- 長ネギ 1/2本
- しょうが 1かけ
- 醤油 大さじ1〜2
- 酢 大さじ1
- ごま油 大さじ1
お好みで
- 香味野菜(しそ・みょうが・にら・にんにくなど)
- 砂糖
つくり方
長ネギを刻んで耐熱容器に入れる。ラップをして500wで30秒〜1分加熱してしんなりさせる。
< ポイント >
ネギの辛味を消して甘みを出すための工程です。辛味が欲しい日はこの工程はスキップしてOKです。
生姜を刻んで①の容器に入れる。その他の香味野菜を入れる場合もここで入れる。
醤油、酢、ごま油を入れて混ぜたら完成!お好みでお砂糖で甘みを足しても◎
白粥+ねぎだれ=「ねぎだれかけ粥」。
白粥にねぎだれをたっぷりかけたら「ねぎだれかけ粥」!
香り良く山椒と糸切り唐辛子を添えました。
いただきます!気になるお味は?
長ネギとごま油の華やかな香り、お酢の酸味……おお〜〜〜、そそる、そそる。
そこはかとなく餃子っぽい雰囲気。ネギ×ごま油もそうだし、醤油×酢がそう思わせるのかも。にんにく入れたら「かける餃子」的な味になりそうな気配。
生姜を「おろす」のではなくて「刻む」っていうのもおいしさのポイント◎
シャクシャクの歯触りがとろとろのおかゆのアクセントになって、リズム良くぺろっと食べられちゃう。
ああ好きだなあ、この味、この香り。
ちょっと気合を入れて倍量、三倍量で作っても良かったかもと思うほど、あれこれにかけたくなっちゃいました。
ふー、なんだかもやもやが晴れた心地。気が巡る、ってこういうことを言うんだろうなあ。
よーし今日もぼちぼちがんばるぞ!
とってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
発汗作用があり、体を温めて気や血の巡りをよくするねぎは、風邪の初期症状や冷え症の改善に有効で、昔から漢方の生薬としてもよく用いられてきました。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.141「ねぎ」より