生米を炒めてから煮込む本格派の中華粥を二人分でつくりました。
中華粥の一番の特徴は、とろとろのポタージュのような口当たり。お米が崩れてお米の粒がふわっと崩れた状態を「花咲く」と表現します。
お米の花を咲かせる最も簡単な方法は、深い鍋で大量につくること。米粒に圧がかかり、米粒が開きやすくなるのです。そういった事情もあり、いつもは大きなお鍋いっぱいにつくって、冷凍保存をするのですが……
(参考:【レシピ】生米を炒めて作る本格派中華粥【お粥研究家の粥日記2022/11/20】)
今回は作り方の工程はそのままに、普段中華粥をつくるときよりも小さめのお鍋を使うことで、少量を比較的短時間でつくることに成功しました!◎
たしかに大鍋で大量につくったときの「ふわっ」には及ばないけれど、それでもお家でこの味はすごい!と感動するレベルのおいしさでございました。
生米を炒めて作る本格派中華粥のレシピ
おすすめシーン:デトックス、つくりおき、自分にご褒美
調理時間:80分
材料(お茶碗2〜3杯分)
- 生米 1/2合
- ガラスープ 1000ml
- ごま油 大さじ1
- おろし生姜 小さじ1〜
- 塩 適量
- 熱湯 適量
トッピングに
- 黒胡椒
- 小ネギ
つくり方
米を研ぎ、ガラスープを温めはじめる。生姜をすりおろす。
鍋にごま油を熱し、研いだ米、おろし生姜を入れ、中火で炒める。
米に透明感が出たら、あつあつのガラスープを注ぎ入れる。
ときどき混ぜながら、米が躍るくらいの火加減で40分〜50分ほど煮込む。
<ポイント>途中でカサが減ったら熱湯を入れる
鍋のサイズや火加減にもよるのですが、カサが減ったら「熱湯」を注ぎ入れます。今回は煮込み始め20分ごろとに500mlを入れました。
<ポイント>上に出てくる膜はとろみ!
煮込みはじめに出てくる泡は「アク」の場合もあります。しかし、中盤から上にでてくる「膜」は「米のとろみ」。おいしさのキモでもありつつ、吹きこぼれの原因にもなりうるので、捨てずに混ぜ込むようにすると◎
米粒が開いて好みのとろみがでたら、塩で味をととのえて完成!お好みでネギや胡椒を添えて召し上がれ。
いただきます!気になるお味は?
おほほ〜、この香り、この香り!旨味しっかりとろとろ中華粥。
ふわっと煮崩れたお米の甘みを主役にするため、黒胡椒と小ネギを少々。飾る程度に。
とろ〜り。どろ〜り。このお米のポタージュ感、すんごく身体が温まるのです。(キングオブとろみ!!!)
生姜の効果も相まって、食べ終わると身体がぽっかぽか。
冬にぴったり。朝にぴったり。
と〜〜〜〜ってもおいしゅうございました!ごちそうさまでした。