宝石コロコロ!銀杏がコロコロ入った秋らしさ満点のお粥をつくりました。
もっちりとした食感の銀杏はまるで宝石のよう。
銀杏の風味がほんのりとお粥にうつって、それはそれはしあわせなひとときでした。
銀杏粥のレシピ
おすすめシーン:のどのケア、肺のケア、免疫アップ
銀杏の下ごしらえ:30分〜
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合
- 水 700ml
- 銀杏 10個〜15個程度
- 塩 小さじ1/3
銀杏の下ごしらえ
いろんなやり方がありますが、わたしがいつもやっている方法を参考までに。
ペットボトルのキャップに銀杏を置く。固いマグカップでコツンと叩いて割れ目を入れる。殻を取って薄皮の状態にする。
薄皮の状態になった銀杏をたっぷりの水に浸す。
(30分くらいでも良いそう。前の晩にやっておくとラク◎)
指でこするようにして薄皮をむく。
<ポイント>
銀杏をペットボトルのキャップに置くことで、潰し過ぎを防止&指を叩いてしまうのを防ぐことができます。
つくり方
厚手の鍋によく研いだ米、薄皮をむいた銀杏、水700mlを入れる。
具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5〜10分蒸らす。器に盛りつけたら完成!
きのうの夜にせっせせっせと殻をむいて。
「あすの朝は銀杏粥〜!」とわくわくで床につきました。
たのしみにしていたからおいしさもひとしお。むちっ、ねちょっとした銀杏の食感、ごほうび感満点です!
銀杏といえば……
小さいころ「銀杏は食べ過ぎちゃダメだからね!」と大人が言うのを、ただの意地悪だと思っていました。笑
でもほんとうに、銀杏は食べ過ぎ厳禁。(とくに小さな子は要注意!)
一度に大量に食べると、おう吐、下痢、呼吸困難、けいれんなどを起こすこともある、のだとか。
ていねいに味わいたくなる「お粥」は、銀杏をたのしむのにぴったりなお料理なのかもしれませんね◎
あ〜、銀杏粥……おいしかったなあ、また食べたいなあ。
ごちそうさまでした!
ぎんなんはいちょうの実で、肺の働きを助けるといわれています。(中略)近年の研究では、ぎんなんとイチョウの葉に免疫機能を調節する働きがあるとも報告されています。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.202「ぎんなん」より
2024年秋の銀杏粥
今年の銀杏のおかゆは水を750mlにして、とろとろに仕上げました。
お供には「塩昆布」。
シンプルさを邪魔せず、よい感じ。
ああ、やっぱり銀杏粥、好きだなあ。むっちりもっちり、と〜ってもおいしかったです。