金沢、近江町市場で出会った「茹でわらび」をおかゆにしてみました!
春〜初夏が旬の山菜、わらび。
イチからアク抜きをやろうとするとなかなか手間のかかるわらびちゃん。こんなふうに下ごしらえが完了した状態で買えるってほんとうれしい!
そもそもの茹でわらびが新鮮で超おいしそうだったので、ほかの具材をごちゃごちゃ入れずに、うすめの昆布出汁ベースに。茹でわらびを入れてからは、15分ほど加熱してみました。
おかゆのぽってり食感の中で、わらびのシャキッと食感&粘り気が生きるという発見。おいしくできて大満足!
なめこのねばねばも山菜粥な感じでまとまりよくGOOD。とろろ、納豆、おくらなど、ねばねば食材全般と相性が良さそうです◎
わらび粥のレシピ
おすすめシーン:春〜初夏を満喫、リラックス、貧血対策
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合
- 昆布出汁 700ml
- 茹でわらび 6〜8本
- 塩 小さじ1/2
トッピングに
- なめこのあえもの(茹でなめこ+だしつゆ)
※わらびはアク抜き済みのものを使用します。
つくり方
厚手の鍋によく研いだ米、昆布出汁700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で15分煮込む。
食べやすい大きさに切ったわらびを鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに15分煮込む。
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
いただきます!気になるお味は?
でで〜〜〜ん!わらびの青みのある香りと昆布の香り。お上品ですねえ。
茹でわらびは、くったり〜かと思いきや、特有のシャッキリ食感と粘り気がうまっ!♡
器のフチにトッピングした「なめこ」は、さっと1分ほど茹でて、だしつゆ(今回は「昆布だしつゆ」)であえたもの。
わらびも粘り気のある食材だから、ねばねばデュオでまとまりGOOD!
とろろ、納豆、刻みおくら、とろろ昆布、海藻類……ねばねば食材全般と相性が良さそうですねえ。
やっぱりアレですね、炊き込みごはんにしておいしいものは、おかゆにしてもおいしい。
ここまで新鮮で完璧にアク抜きされた茹でわらびはなかなか出会えないけれど、鶏肉と合わせたり、ごま油と組み合わせて中華粥にしたり。いろんなアレンジをしてみたいです!
と〜〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
葉酸と銅で貧血対策
『NHK出版 からだのための食材大全』池上 文雄 (監修)、2018年、NHK出版 P.107「わらび」より
わらびには葉酸と銅が多く含まれている。赤血球の形成を助け、胎児の正常な発育を促す効果が。