いやはや、ムール貝ってこんなに旨味を持った貝なのですねえ〜……!あわびやホタテなど、貝のおかゆは定番ですが、ムール貝のおかゆも抜群のおいしさ。感動モノでございました。
ムール貝の旬は夏だそうで。今回はなんと、生のムール貝をおかゆにしました。
下ごしらえもかんたんでした。砂抜きなどは要らないようで、貝を綺麗に洗うことと、足糸(そくし)と呼ばれる貝から飛び出る繊維質を引っ張り落とすだけ。
身がブリンッとしてて、噛み締めるとじゅわぁ〜と旨味が飛び出してきて、おかゆに広がる香りの濃さも段違い。旬の生のムール貝、もっともっと堪能したいです!
貝出汁粥、最高〜〜〜〜!フォ〜〜〜〜〜!!!
酒蒸しの煮汁に米を入れておかゆを炊きます!
酒蒸し仕立てのムール粥のレシピ
調理時間:60分
材料(お茶碗2杯分)
- ムール貝 4〜6個
- 酒 大さじ2
- 生米 1/2合(約75g)
- ごま油 小さじ1
- 水 700ml
- 塩 小さじ1/2
トッピングに
- 紫たまねぎ(刻み)
- スプラウト など
つくり方
ムール貝をよく洗い、足糸(そくし)と呼ばれる貝から飛び出る繊維質を引っ張り落とす。
酒大さじ2とともに鍋に入れる。フタをして中火にかけ火を通す。
一通り開いたら、火を止め、貝を取り出す。
煮汁の残った鍋に研いだ米、水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。
トッピング用の貝を残し殻から身を外す。
お好みで身を半分にカットしておくと、より旨味が出やすくなります◎
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。身を混ぜ込み、フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
シンプルだからこそ、ちゃんとおいしい料理酒を使うのも大事なポイント。次はバター蒸しで作ってみようかな、白ワインもおいしいかな。トマトと合わせたり、にんにくをたっぷり入れてもおいしいだろうな……!