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【レシピ】ごろっとさつまいものおかゆ(でか芋粥)【お粥研究家の粥日記2025/09/11】

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ドドーン!巨大さつまいもをゴロッと煮込みました。

米・芋・昆布出汁を30分コトコト。

じっくり火を入れることで、おいしくなるのはおかゆも、さつまいもも一緒。しかも、でんぷん同士が作用して、加熱中もしっとり保水。さつまいもがトロ甘く透き通るのです〜♡

はあ、おかゆとさつまいもの腹パンってしあわせすぎますね……!やさしさで苦しくなりたいときってありますもんね……ん、あれ?それは、わたしだけ?笑

ごろっとさつまいものおかゆ(でか芋粥)のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米    1/2合(約75g)
  • さつまいも 1本(約400g)
  • 昆布出汁  800ml
  • 塩     小さじ1/3〜

トッピングに

  • 黒ごま
  • クコの実 など

<ポイント>水出しの昆布出汁
利尻昆布を使用しました。水1Lに対して15gが目安です。一晩水に浸けて出汁を抽出します。

つくり方

STEP
さつまいもの下ごしらえ

さつまいものヘタを落とし、二等分にする。水に浸しアク抜きをする。

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、さつまいも、昆布出汁800mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
さつまいもの重みで焦げつきが発生しやすいです。ちょっと手間ですが、ときどき場所を動かすと◎
STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

すばらしい!みて、この黄金色!

さつまいもを寝かせるか、立てるか……むずかしい問題ですね〜……!

とろとろのおかゆと、シルキーな口当たりのさつまいも。どうしてこうも相性が良いのでしょう。

一口大に切った通常の芋粥(さつまいものおかゆ)は、ベースを水にすることのほうが多いのですが、今回は米と芋が一体化とはならない組み立てなので、昆布出汁を使ってみました。「旨味の底上げ」「つなぎ」的な考えですね。

粥は粥、芋は芋と分断していてもそりゃもちろんおいしいのでしょうが、よりナカヨシな感じが出て、昆布出汁を使う選択は大正解でした◎

はー、しあわせなおなかいっぱい。ぜいたくな朝でした。

秋食材はおかゆにぴったりなものがたくさんあって、わくわくするなあ。今日のおかゆの路線、でかかぼちゃ粥とか、どっさりきのこ粥とか、ダイナミック系もどんどんやってみようっと!

と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした!

クコの実の赤って、実りの秋感があっていいですよね〜♡
目のケアにも◎

https://twitter.com/kayu_szk/status/1965936852810293689

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運営者情報

お粥研究家・料理研究家・文筆家・日常思想家。著書『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。