【レシピ】みたらし黒米粥【お粥研究家の粥日記2025/10/09】

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あまじょっぱ和スイーツ♡

黒米入りのおかゆに、みたらしあんをかけました!

お赤飯にも似た、穀物の甘み&香ばしさを出してくれる黒米。ほんの少量で、ガラッと雰囲気を変えてくえれるパワフルな穀物です。とろ〜っと甘じょっぱい「みたらしあん」との相性も抜群◎

つきたてのおもちのような、できたての白玉のような、もっちりやわらかなおかゆもよきですねえ〜……!

芋、栗、かぼちゃなど、秋のほくほく食材を入れるアレンジもやってみたくなりました!

黒米粥にみたらしあんをかけて完成です!

みたらし黒米粥のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • おかゆの材料
    • 生米   1/2合(約75g)
    • 黒米   小さじ1
    • 水    700ml
    • 塩    少々
  • みたらしの材料
    • 醤油  大さじ2
    • 砂糖  大さじ2
    • みりん 大さじ1
    • 片栗粉 大さじ1
    • 水   100ml

トッピングに

  • クコの実(水で戻したもの) など

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、黒米小さじ1、水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

おかゆをコトコト煮込んでいる鍋の中の様子
鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。

STEP
みたらしあんをつくる

おかゆを蒸らしている間に別鍋でみたらしあんをつくる。

STEP
計量する

鍋にあんかけの材料を全て入れてよく混ぜる。

STEP
火にかける

常にかき混ぜながら、弱火〜中火にかける。つるんと透明になったら完成!

STEP
仕上げ

おかゆを器によそい、みたらしあんをかけて完成!

いただきます!気になるお味は?

あら、かわいい!♡

「黒米」という名前だけど、「黒」じゃなくて「ピンク」寄りで、キュン!

黒米の色素成分は、ブルーベーリーでお馴染みのアントシアニン。

酸性だと赤寄り、中性だと紫、アルカリ性だと青寄りに変化するポリフェノールの一種です。でも、お米はほぼ中性なので、pHによる色素変化というより、単純に薄まった色なのだと思われます◎キレイですねえ〜!

お味も繊細系。穀物のコク&甘みをほんのりと感じる程度で、口当たりはもっちり!

粘度しっかりめの「みたらしあん」との相性も抜群でした◎

とろとろ・サラサラのおかゆもおいしいけれど、もっちりやわらかなおかゆもよきですねえ。

心も癒されるおかゆさんでした!

と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

黒米にも「もち」と「うるち」があるそうですよ。
今回は「もち黒米」を使いました♪

https://twitter.com/kayu_szk/status/1976090010156961803

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運営者情報

お粥研究家・料理研究家・文筆家・日常思想家。著書『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。