【レシピ】生米を炒めて作る タラの中華粥【お粥研究家の粥日記2025/10/23】

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寒くなると食べたくなるおかゆのひとつ、タラのおかゆ。

今朝は中華粥仕立ての「たら粥」をつくりました。生米とタラを炒めて、だし汁で煮込んで、塩で味をととのえて、完成!

タラって、サッと火を通すくらいの、ふっくらとしたみずみずしい食感がおいしいと思っていたけれど、煮込んでもおいしいのですねえ……!

「ダシ」のように旨味を出してくれるし、食感もぎゅっと詰まるだけでパサパサ感はなし!おかゆのでんぷん質の保水の働きなのでしょうね。

切り身を使うので下処理いらず。白身魚の中華粥が食べたくなったら、是非コレを!

タラの中華粥のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米    1/2合(約75g)
  • たら    1切れ
  • だし汁   800ml
  • ごま油   大さじ1
  • 塩     小さじ1/2〜

*塩だらを使う場合は、仕上げの塩の量で調節してくださいね♪

トッピングに

  • 白髪ネギ
  • 黒胡椒
  • クコの実(水で戻したもの) など

<ポイント>だし汁はお好みで
だし汁はお好みでOKです。顆粒だしや白だしを活用しても◎
今回は水出しの「昆布だし」と使いました。

つくり方

STEP
下ごしらえ

米を研ぎ、水気を切る。たらを3〜4等分に切る。だし汁を用意する。

キッチンバサミでちょきちょき♪
STEP
米を炒める

鍋にごま油を熱し、研いだ米、たらを中火で炒める。

油がまわり、たらの表面に火が入ったら、だし汁を入れ全体を混ぜる。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、さっとアクをすくいとる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味つけ&蒸らし

塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

タラの白が映えるように、赤い「クコの実」をのせまして。

真っ白なおかゆに乗せると、雪に映える赤い実って感じですっごくかわいい!♡

ほどよく身崩れする感じもちょうどよくて、とってもおいしかったです。

タラの旨味、イイナア〜〜〜!お米の甘みと合うなあ〜〜〜!ごま油の風味とも合うのよね。

韓国料理でも生のタラや干し鱈をスープや鍋に使いますものね。チャンジャもタラだし!

和食だと繊細さを活かした淡白な料理が多いけれど、タラと油や香辛料との相性の良さもどんどん活かして行こうと思いました◎

この冬はタラ粥のバリエーションも増やしてみよーっと!

と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

干し鱈のおかゆも試してみたいなあ!

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運営者情報

お粥研究家・料理研究家・文筆家・日常思想家。著書『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。