【レシピ】鴨あんかけ粥【お粥研究家の粥日記2025/10/27】

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あまりお肉の旬って考えたことがなかったけれど、鴨肉の旬は冬なんですって!厳しい寒さに備えて、脂肪を蓄えるのだそうです。

旬だからでしょうか?スーパーに鴨が!めずらしい♪

今朝のおかゆは、味の濃淡メリハリ系。鰹出汁をきかせた鴨のあんかけに、昆布出汁で炊いたおかゆを合わせました!

そうなのです、狙いは、お口の中で合わせ出汁〜♡

鴨の甘い脂が、とろとろ、じゅわぁ〜……!あんかけのとろみであっつあつ!食べ終わるのが嫌になっちゃうくらいおいしかったです。

鴨あんかけ粥のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 昆布だしのおかゆ
    • 生米    1/2合(約75g)
    • 昆布出汁  750ml
    • 塩     少々
  • 鴨あんかけ
    • 鴨ロース肉 4〜6切れ
    • 長ねぎ   1本
    • 水     170ml
    • めんつゆ  大さじ2
    • 片栗粉   大さじ1

<ポイント>あんかけのお出汁はお好みで♪
3倍濃縮の鰹系のめんつゆを使用しました。
「しょうゆ+みりん+和風だし」「しょうゆ+みりん+白だし」など、お好みでどうぞ!

つくり方

STEP
おかゆをつくる
STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、昆布出汁750ml、あれば出汁を取った昆布を入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、昆布を取り出し、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。

STEP
鴨あんかけをつくる
STEP
材料の下ごしらえ

ネギの白い部分を5cm幅に切り、青い部分はトッピング用に斜め切りにする。

STEP
鴨とネギを焼く

小鍋に油(分量外)をしき、ネギに焼き目をつけ取り出す。鴨もさっと表面を焼く。

鴨肉は表面をさっと焼くことで脂の香ばしさが際立ちます♪
STEP
とろみをつける

水とめんつゆを入れ、ネギを鍋に戻し、具材に火を通す。水溶き片栗粉(片栗粉と水、各大さじ1を混ぜたもの)を流し入れ、とろみをつける。

STEP
盛りつけ

おかゆに鴨あんかけをかけて、ネギを乗せたら完成!

「追いがけ用」のあんかけもたっぷり♪

いただきます!気になるお味は?

あらま〜〜〜〜いい香り!なんじゃこりゃ……!

鴨の甘い香りって、どうしてこうもそそるのでしょうね。

以前、鴨のおかゆをつくったときは、鴨肉を煮込んでお米にも旨味を染み込ませました。

鴨ねぎ粥(2024/06/03)

こちらも臭みなくおいしかったけれど、もう少し、もう少し……と醤油をあとから垂らした記憶。薄味に作ってみたものの、鴨肉自体が味の濃さを欲する味なんですよね。

鴨肉はモノによってはレバーのように肉の味が濃いので、味付けもしっかりめにして、お出汁もバッチリ効かせたほうが全体のバランスが取りやすいような気がします

そう考えると、粥+あんかけの構成は大正解カモ!

しっかり旨味のメリハリがあって、だけどおかゆの「品の良さ」も健在で◎

せっかくネギに焦げ目をつけたのに、盛りつけのときに下向かせちゃった。笑

あ〜、もっと鴨肉が気軽に手に入ったらいいのになあ。鴨肉ラブ!もっと仲良くなりたい!

とろとろ贅沢なおかゆさんでした!と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

鰹の旨味がバッチリ濃い、創味のめんつゆ!♡

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運営者情報

お粥研究家・料理研究家・日常思想家。著書『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。