【レシピ】牡蠣のミルクバター粥【お粥研究家の粥日記2025/12/02】

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冬の朝にぴったり。牡蠣の旨味とミルクのコクが濃厚な、とっておきの一皿ができました!

ポイントは、加熱時間。

おかゆがほぼ仕上がった後に、牡蠣とバターをお鍋に入れて、サッと火を入れる程度に加熱!牡蠣をグツグツ煮込んでしまうと、身がゴムのように縮こまってしまって、ふっくら感がなくなってしまいます。バターも、香りを楽しみたいときは煮込まない方がベター。揮発性の香り成分を残したいので、仕上げのタイミングで◎

そもそもおかゆには、食材をおいしく引き立てる力がありまして。おかゆのとろみでコーティングしながら火を通せので、牡蠣がぷりんっぷりんで旨味濃厚。すばらしい〜!(これぞデンプンの保水効果!)

……という、おかゆオタクの解説はさておき笑、純粋に・シンプルにめちゃくちゃおいしくて。

こってり・コク系のおいしさは、寒い朝の心と身体にしみわたりますねえ……!

牡蠣のミルクバター粥のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米    1/2合(約75g)
  • 水     600ml
  • ミルク(今回は豆乳) 200ml
  • 加熱用牡蠣 150g
  • バター   1かけ(約10g)
  • 塩     小さじ1/2〜

トッピングに

  • 茹でほうれん草
  • 黒胡椒 など

<ポイント>牛乳でも◎豆乳でも◎
今回は無調整豆乳を使用しました。牛乳でもOK!

<ポイント>牡蠣の下ごしらえ
牡蠣の下ごしらえの方法はさまざまですが、「鍋に入れるときの下ごしらえ」を参考に。わたしは牡蠣に塩・片栗粉(少々/分量外)を揉み込み、水で洗い、よく水気を拭きとるやり方にしました。

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、水600mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
豆乳を入れてコトコト煮込む

豆乳200mlを鍋に入れる。ときどき混ぜながら、とろみがつくまでさらに10分ほど煮込む。

STEP
牡蠣とバターを入れる

よく洗った牡蠣、バターを入れ、火を通す。

3分ほど加熱しました。
STEP
味つけ&蒸らし

塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

塩はしっかりめがおすすめです。小さじ1/2〜1って感じでしょうか。

いただきます!気になるお味は?

あ〜ん、もう!おいしそう〜〜〜ッ!牡蠣の色が出てる〜!

グラタンやパスタでよくある「牡蠣×クリーム×ほうれん草」の構成を拝借。

絶対においしいやつ〜〜〜♡って感じですよねえ……!

小粒の牡蠣でしたが、水分抜けずにふっくら!♡

とろ〜り、こってりのおかゆに、朝からニヤニヤしちゃいました。

と〜〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした!

牡蠣って、アーモンドミルクとか、ココナッツミルクにも合いそうですよね……!いろんなミルクで試してみたいな〜!

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運営者情報

お粥研究家。おかゆワールド.com管理人。著書に『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。