夏野菜が安くなってきてうれしいですねえ!特にトマトが安くてありがたい、ありがたい!
夏野菜の元気な色に誘われてついつい買い込んでしまったものだから、ドドンと大鍋でラタトゥイユを作った。
ラタトゥイユというとたいそうな料理に思えるけれど、要は「夏野菜の炒めごった煮」で、足が早い夏野菜の帳尻合わせにちょうど良い。
切って炒めて煮込んだらラタトゥイユ
玉ねぎ、セロリ、ズッキーニ、にんにくがマスト食材。あれば、なす、パプリカ、マッシュルーム、にんじん。そうそう、きゅうりを入れてもおいしいのよね。
食べやすい大きさに切って、多めのオリーブオイルで炒める。油が回ったら、たっぷりのトマトをどーん!なければ、トマト缶 or 無塩トマトジュースでも◎

ふたをして、野菜からじわ〜っと水分が出るまで煮込んで、塩で味をととのえて完成。

おいしいオリーブオイルとおいしい塩を使えば、コンソメもブイヨンもいらない。
ラタトゥイユの主役は、お野菜からでる旨味ですもの。
ラタトゥイユがあるだけで食事になる
このラタトゥイユ。冷たいままで食べられるから、ほんとうに日々がはかどる。
パンを焼くだけで立派な食事になるの!

たぶん今わたし夏バテで、だるくてだるくて、眠くて眠くて、火を使うのが億劫で……。朝の涼しい時間におかゆをコトコトつくるのはたのしいのだけれど、お昼・夜はパンかお茶漬けか、がんばってそうめんとか、そんな感じ。
そこにラタトゥイユの作り置きがあると、冷蔵庫からちょちょいと出して食事になるから、本当にらくちん!

温めてもおいしいけど、今時期はだんぜん冷たいままがおいしい!
トマトの酸味と、野菜たちの旨味、いろんな食感のおかげで、食欲落ち気味でもめっちゃ食べやすくて、救われたのでした。
変幻自在だから作りすぎても大丈夫
今年初ラタトゥイユだったからぜんぜん飽きることなく3日くらいで食べ切っちゃったけれど、アレンジがしやすいのもすばらしいところ。
カレーに入れるスパイスを適当に入れたら、トマトカレー!ケチャップとちょっと牛乳、バターを入れて、パスタを絡めてナポリタン!チーズを乗せて焼くもよし、ピザの具・ドリアにするもよし!めんつゆで割って、洋風ぶっかけそうめんにするもよし!ね、変幻自在。
よく考えたら、ラタトゥイユとおかゆって似ているなあ。食材+塩、みたいな、シンプルな煮込み料理が好きなのかもしれない。
この夏はラタトゥイユの作り置きにたくさん頼っていこう。夏野菜の元気をもりもりいただくのだ!

ラタトゥイユの具のひとつにお米を入れたら、ひょっとして未知の粥が生まれたりして……?