和歌山土産に、とんでもなくスペシャルなものをいただきました……!
金山寺味噌&茶粥用のほうじ茶パック!
うれしい!本場の味がおうちでも……!
茶粥といえば
茶粥といえば「おかいさん」の愛称で親しまれれる和歌山・奈良の郷土料理。
関東生まれ育ちのわたしは、茶粥をはじめて作ったとき、ほんとうに驚きました。「え、つくるの簡単……!めっちゃサラサラ!こういうのも、お粥なの!?」と。
郷土料理は郷土料理でも、ハレの日の特別な郷土料理ではなくて、日常のお料理っていうところがポイント。簡単さにも、飽きなさにもすっかり惚れ込んでしまって、けっこうな頻度で茶粥をたのしんでいます。
普段は、和歌山の方に教えていただいた「リアルな茶粥」の作り方で。
今朝はせっかくなので、いただいたお茶パックに書いてあった作り方で試してみました。
こんなふうに作りました
ほうじ茶で米を煮立てる!という作り方はほぼ同じ。
いつもはお米と同時にお茶パックを入れちゃうけれど、パッケージに載っている作り方はお茶を煮出してからお米を入れる作り方。
お茶を煮出して、研いだ米を入れて、強火で15分。ラク〜〜〜!
あとあと、いつもは1/2合でつくるけれど、今日はパッケージ通りに思い切って1合。冷めて冷やした茶粥もおいしいので、多めに作ってお昼にするのかもな〜と思いまして。
まとめると、ふだんとの違いは……
①作る手順:いつもはお米とお茶パックを同時に入れる、今回はお茶を煮出してからお米を入れた
②作る量:いつもは1/2合、今回は1合
さて、どんな違いがあるのでしょうか?
いただきます!気になるお味は?
完成!おはよう、茶粥さん!
みるからにサラサラでしょう〜!お茶味のお粥=茶粥、ではなくて、この粒の立ったサラサラの口当たりがあってこその茶粥なんですよねえ〜……!
しかしずいぶん香りの良い茶葉だなあ……質の良いやつだなあ間違いなく……!
いただいた金山寺味噌と、きゅうりのお漬物を添えて。茶粥には素朴なものを合わせたくなるのです。
【きんざんじ-みそ 径山寺味噌・金山寺味噌】
(中国の径山寺の製法を伝えたのでこの名があるという)嘗味噌の一種。大豆と大麦の麹に塩を加え、これに細かく刻んだ茄子・瓜などを入れ、密閉して熟成させたもの。和歌山県有田郡湯浅町の名産。熟成後、砂糖や水飴などで調味することがある。(『広辞苑 第七版』より)
金山寺味噌と茶粥の組み合わせは割と王道の合わせ方のようで。
瓜入りの金山寺味噌の甘旨コリコリ食感が、こざっぱりな茶粥に抜群に合う〜〜〜◎
あー、おいしー……。ふつーで、おいしー……!
お昼のために一合炊いたのに、おいしくておいしくて、ふたりでぺろっと食べちゃいました。笑
まとめ
作り方の違いを一言でいうと、いつも通りおいしい、やっぱり茶粥はおいしい!が結論です。
①作る手順:いつもはお米とお茶パックを同時に入れる、今回はお茶を煮出してからお米を入れた
②作る量:いつもは1/2合、今回は1合
いつもの手順(お米と茶葉を同時に入れちゃう式)との食感の違いは感じなかったです。量の違いでの食感の差もありませんでした。
むしろ、捉え方を変えると、量産のしやすさに感動!
いつもの1/2合と、今回の1合と、かかる時間もお味も変わらないってすごい!
我が家のような二人暮らしの家庭でも、朝ごはん兼昼ごはんに、というのもアリなわけで。(1合食べちゃったけど)
茶粥が日常で愛されるのは、大きなお鍋で家族分「どーん!」と作れることも大きな理由なのだろうなと感じました。
うーん、奥深き、茶粥ワールド!
いつか茶粥で有名な「ねぼけ食堂」さんにも行ってみたいな。
と〜〜〜〜〜ってもおいしゅうございました!ごちそうさまでした。
米の品種:魚沼産コシヒカリ(米穀店食の健康社 食べ比べ6種 真空パックより)
塩:なし