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【レシピ】ハトムギ粥【お粥研究家の粥日記2023/08/17】

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むくみが気になるし、肌荒れの兆しがあるし……はぁ…………という感じの朝、ハトムギ粥をつくりました!

化粧水やサプリでもおなじみのハトムギ。美容・漢方に詳しい方は「ヨクイニンの原料がハトムギ」と聞くと「なるほど!そりゃ肌に良いわ」となるでしょうか。そうそう、そうなのです。

ハトムギの食感はお豆系。もち麦のような食感がアクセントになるというよりか、ほっこりと馴染む感じ。

ネバネバの刻みモロヘイヤ&カリカリのナッツをのせて、おいしくいただきました!

ハトムギ粥のレシピ

ハトムギ粥の写真

おすすめシーン:デトックス、胃腸の養生、肌荒れ対策、むくみが気になるとき
下ごしらえ:一晩(可能であれば)
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • ハトムギ  大さじ2(約30g)
  • 生米    1/2合(約75g)
  • 水     750ml
  • 塩     小さじ1/3〜

トッピングに

  • 刻み野菜(今回はモロヘイヤ)
  • ナッツ

つくり方

STEP
ハトムギを浸水させる

可能であれば一晩、ハトムギ30gをたっぷりの水(分量外)に浸しておく。

ハトムギを水に浸している写真
水が傷むので冷蔵庫で。
ハトムギを水に浸した写真
STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、水を切ったハトムギ、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

鍋を火にかけている写真
鍋を火にかけて少し時間がたった写真
STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

弱火で煮込んでいる写真
鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味つけ&蒸らし

塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

塩で味付けをしている写真
お粥を盛りつけている写真

いただきます!気になるお味は?

ぽってり、もっちりに仕上がりました!

ハトムギ粥の写真

ハトムギが水を吸うので、かなりお粥がもちもちに仕上がります

やわらかごはん〜かためお粥、という感じ。

ハトムギ粥をすくっている写真

あまり回数を重ねたことがないのでざっくりな目安ですが、ハトムギ大さじ1あたり、水50〜100mlほど増やすといつも通りのとろみ感になるのかも。

今朝はもっちりぽってり、食べ応えが欲しかったので、水を増やしすぎない、このくらいの口当たりがちょうど良かったです◎

ハトムギ粥の俯瞰の写真

刻んだモロヘイヤと、ナッツを添えて。

ちなみにモロヘイヤには、お出汁の粉末と、お醤油を混ぜ込みました。お好みで白だしやめんつゆで味付けをするのもおすすめです。

モロヘイヤに出汁粉と醤油を入れた写真

シンプルなお粥にモロヘイヤが「タレ」的なよいアクセントになるのです〜◎

ハトムギ粥のアップの写真

ひとくちひとくち、ていねいに。

ぱっと見は地味なんですけど、今日の身体が求めてました〜って心地で。シャンと、ととのいました!

と〜ってもおいしかったです。ごちそうさまでした!

脾の働きを助け、水分の代謝を促進する効果があり、尿の出をよくしたり、むくみを解消します。体内の老廃物も排出するので、解毒作用があるほか、胃腸を整えて便秘や下痢を解消したり、肌荒れやシミ・ソバカスにも効果が期待できます。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.91「はと麦」より

米の品種:八代目儀兵衛 料理米「粥」
塩:海の精

はとむぎは英語で「Job’s tears(ヨビの涙)」。なんだか素敵。
ハトが好きだから「鳩麦」という日本名も個人的には好きです。笑

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。