10代より20代、20代よりも30代のほうが、圧倒的に生きやすくなった。自分の取り扱いがうまくなったからだと思う。
自分に起こる「しんどい」の事例カードが増えるにつれて、カードの体系化が進み、「自分あるある」に気づける精度が高まった気がする。一見違うように思えることでも、冷静に観察してみると根っこは同じだったりするから、どう対応したらいいのかがスッと引き出せる。だから、年々日々がラクになっているのだと思う。
そういう「しんどい」に効果的だった行動や、モノについての話もときどき書いてみようと思います。
今日は、わたしの「なんかムズムズして眠れない」とか「頭の中がうるさくてしんどい」に効果的だったモノの話。
そのアイテムが、これ!

小林製薬の「熱さまシート ジェルでひんやりアイマスク」!
とにかく身体を温めましょう教が強い環境だったから、平時に身体のパーツを冷やすなんてまったく考えたことがなかったのだけど、あるとき発熱時につかった「冷えピタ」が余っていてなんでもない日につかってみたら、それはそれは、超・絶・快・感!くぅ〜〜〜〜きっっもチィ〜〜〜〜〜!(しかし「冷えピタ」ってなんで2枚入りなんだろう?個包装にしたら便利だろうにねえ)
熱が出ていなくても身体の表面が熱くなっていることがあるという気づきから、ひんやり系アイテムをいろいろ試すようになり、「ひんやりアイマスク」に出会った、とうワケ。
刺激と粘着マイルドなアイマスク型の冷えピタって感じで、目に直接貼るから横向きに寝てもOKなのもお気に入りポイント。
なにかしんどい症状を検索してみると、ほぼほぼ「自律神経の乱れ」という答えに行き着いて、「でたよまたかよ自律神経……」って諦め気味だったけれど、ひとつひとつの症状に対しては実は対応可能だったりする。
わたしの場合、たぶん身体の中心温度と表面温度の差異が大きいタイプなのだと思う。
平熱が高めの汗っかきのくせにキンキンに冷えた飲み物はあまり得意ではないし、朝におかゆのような温かいものを食べないとメンタルまで落ちてきたりする。(水分補給を常温の水にして、朝におかゆ生活をするようになってほんとにラクになった!)
ゆっくり休みたいのに身体がムシャクシャするとか、寝ようとしてるのに頭の中が盛り上がってきちゃうっていうのも、要は心と身体の温度のズレ。コンピューターが情報過多でぐるんぐるん音を上げてるイメージ。雪国に滞在していると調子が安定するのも、関係あるのか、そこまでは気のせいなのか……
ともあれ、だから温める系のアイマスクや、ふつうのアイマスクをして熱がこもってくると、余計に頭がもやもやしたり、ひどいときには目の二重が三重になっちゃったり、変なことになっていたみたい。
ひんやりアイマスクというアイテムは、目からの情報を遮断する(=強制休養)効果と、冷やす(=エネルギーを落とす働き)が揃っていて、わたしの「なんかムズムズして眠れない」「頭の中がうるさくてしんどい」にビンゴだったのでした。

頭の中がノイズだらけの状態でコレを貼った瞬間といったら、快楽ですよ、快楽!煩悩を超越した無我のよろこび!うぉ〜〜〜〜〜……あ〜〜〜〜〜〜……!(言葉にならない)
あとは、ふつうにひんやりアイマスクが気持ちいいシーンとして
- めっちゃ目をつかって目がしぱしぱするとき
- 短時間の仮眠で最大限休みたいとき
- ただただ暑いとき
- 発熱時でひんやりを欲するとき
- お酒を飲みすぎた自覚があり、翌日のむくみを最小限にしたいとき
にもおすすめ◎
もちろん体質はいろいろですから、いち感想として参考程度に……が大前提。ひんやりが刺激になりすぎちゃったり、肌に触れるものだから合わなかったりもあるでしょう。でも、わたし個人としてはもっと早く知りたかった〜〜〜〜〜!と叫びたいくらいの出会いだったので、今回ご紹介してみました。

身体を内側から温める方法と、外側を冷やす方法、どちらもそれぞれアプローチしてみると、状況がよくなることもあるようです。
目を冷やすという快楽。ひとつの選択肢として、お見知りおきを。