【レシピ】こだわりの昆布だし粥 かつおだしとろろをかけて【お粥研究家の粥日記2025/07/07】

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究極のだし粥!良質な昆布のおだしで、贅沢なおかゆをつくりました。

佐吉屋さんの「白口浜産 天然真昆布」!!
一晩水に浸けて、じっくり出汁を取り出しました。

作り方にも一手間。たっぷりの昆布出汁をじっくり煮詰めて、昆布の風味を閉じ込めました。

そして、こだわりの昆布出汁のおかゆにのせたのは、かつおだし効かせたとろろ!

合わせだしで炊き上げるのではなくて、昆布出汁の粥、鰹出汁のとろろ、とパートで分けて一皿にしたのがポイント。

それぞれの出汁をじっくり味わったり、お口の中で合わせだしをつくったり。旨味の相乗効果も堪能できて……し・あ・わ・せ〜……!

とろろ以外にも、かつおの角煮や梅おかか、おかか系のごはんのお供がおすすめです。非線形関数のようなブアァ〜ッと跳ね上がる合わせだしのパワフルさを感じられます◎

こだわりがいがある贅沢なひとときを、是非。

こだわりの昆布だし粥のレシピ

調理時間:50分〜

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米    1/2合(約75g)
  • 昆布出汁  800ml
  • 塩     小さじ1/3〜

トッピングに

  • かつおだしのとろろ
  • 浅漬けおくら
  • 白ごま など

<ポイント>水出しの昆布出汁
白口浜の真昆布を使用しました。水1Lに対して15gが目安です。一晩水に浸けて出汁を抽出します。

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、昆布出汁800mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
フタを外して煮詰める

フタを外し、さっとアクをすくいとる。好みのとろみ加減になるまで、ときどき混ぜながら煮詰める。

この「煮詰める」工程が今回のおかゆのポイント!昆布の旨味を凝縮させます◎

STEP
味つけ&蒸らし

塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

ほんのり昆布色のおかゆができました!

甘みも感じる、昆布の香りにうっとり……ああ、いい昆布って、違うんですねえ〜……!

ふだんのおかゆよりも、米粒の輪郭が際立つ感じがありました。ひょっとしたら、昆布のミネラル分がお米の表面のでんぷんに作用して、引き締まる感じをつくるのかも。それか、お水よりも昆布出汁のほうが浸透圧が高いから、水分の入り方が変わるのでしょうか?

いずれにせよ、ふだんの「水」で炊くおかゆとの違いは確実。少し締まった感じの米粒と、つなぎ部分のとろとろ感の対比がすごくおいしかったです。

かつおの効いたとろろと合わせた瞬間のパァ〜ッ!と花咲く感じも、うっとりだったなあ〜……!

シンプルで、贅沢な一皿。と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

とろろの味付けは、日東醸造さんの白だしで。どうりでおいしいと思ったら、原材料の塩が「海の精」、かつおは「枕崎産一本釣り本かつお」、昆布は「道産真昆布」!なるほど〜……!

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日東醸造
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https://twitter.com/kayu_szk/status/1942035475478508014
https://twitter.com/kayu_szk/status/1942037583862943829

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運営者情報

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。