【レシピ】かぼちゃのワタ粥【お粥研究家の粥日記2025/09/25】

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いままで捨てました、ごめんなさい!かぼちゃのワタって立派な食材なのですね……!?

検索をしてみると味噌汁にしたり、スープにしている方がいらっしゃったので、ということは粥もいけるだろう!とチャレンジしてみました◎

ふわりと甘いかぼちゃの風味も、やさしいとろみも、じわぁ〜……っといい感じ!

ワタのやわらかい部分は、きれいな色とふわりと甘いかぼちゃの風味を。お茶パックに入れたタネは、やさしいとろみを出してくれました。

1/2個ぶんのかぼちゃのワタだったので、かぼちゃ感は控えめ。今日は淡白な感じを欲していたのでちょうどよかったけれど、しっかりおいしさが欲しい日は、ワタは色付けや風味付けと考えて、ほかの食材とあわせたり、ここにかぼちゃの身をゴロゴロ入れてかぼちゃ尽くしにしたり、アレンジ前提がよいのかもしれません◎

かぼちゃのワタ粥のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米  1/2合(約75g)
  • かぼちゃのワタ 1/2個分
  • 水   750ml
  • 塩   少々

トッピングに

  • 黒ごま
  • ナッツ、穀物
    • カシュー
    • マカダミア
    • 茹でスーパー大麦 など

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で15分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
下ごしらえ

火の様子を見ながら、かぼちゃのワタの下ごしらえをする。

やわらかい部分とタネを分ける。

やわらかい部分はキッチンバサミで細かくカットする。タネはお茶パックに入れる。

STEP
かぼちゃのワタを入れてコトコト煮込む

15分煮込んだら、下ごしらえを済ませたかぼちゃのわたkを鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに15分煮込む。

STEP
味つけ&蒸らし

タネを取り出し、さっとアクをすくいとる。塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

あら〜、きれいな色!

たかがワタ、されどワタ。

かぼちゃの内側のいちばん真ん中のところで、いちばん熟している部分なわけですものね……!そりゃ〜、風味も色も濃いわけだ。

お味としては、淡いかぼちゃ風味、という感じ◎(昨日ラーメンのスープまで飲み干しちゃったから……今日のわたしにはこのくらい淡白なおかゆで逆にちょうどよかったです……笑)

ばっちりかぼちゃの甘みを感じるほどではないのだけれど、この淡い感じがいろんな食材と合わせやすそうだな〜と感じました!

たとえばここに、かぼちゃの身をゴロゴロ入れて、「かぼちゃ尽くしのリッチ粥」にしたり。

鶏肉や豚肉をあわせたり、豆乳や牛乳を入れてミルク粥にしてもおいしそうだなあ。

かぼちゃが大活躍の秋のはじまりに、ワタと仲直りができてよかったです◎笑

と〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした!

ドハマり中の「スーパー大麦」。茹でスーパー大麦、おかゆのトッピングにもぴったりでした!

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運営者情報

お粥研究家・料理研究家・文筆家・日常思想家。著書『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。