秋の贅沢、ここにあり! 旬の脂の乗ったさんまは、甘露煮にしても絶品です。

今回は砂糖とみりんの甘味が際立つ「甘露煮」仕立てで。こってりとした味付けなので、白ごはんや白粥と相性抜群です◎
我が家は二人暮らしなのですが、新鮮なさんまに出会うと、その日の塩焼き用に2匹、甘露煮用に2匹の合計4匹買っちゃいます。お魚の一品が作りおきにあるとと食卓がグッと豪華になるんですよね〜……!
生姜を増やして「生姜煮」にしたり、梅干しを入れて「梅煮」にしたり。アレンジもたのしんでみてくださいね。
さんまの甘露煮のレシピ

調理時間:40分
日持ちの目安:冷蔵庫で2〜3日
材料(さんま2匹分)
- 生さんま 2匹
- 生姜 1かけ
- 煮汁
- 水 200ml
- 醤油 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ2
<ポイント>ワタ抜きにしてもらうと調理がラクです
塩焼きのさんまはワタ(内臓)がおいしいものですが、日持ちをさせたい甘露煮の場合はワタを抜いて調理します。鮮魚店で下処理がお願いできる場合は、ワタを抜いてもらうと調理がぐっとラクになっておすすめです◎
つくり方
さんまは骨ごと輪切りにして、内臓を取り出しよく洗う。生姜は千切りにする。
鍋に水200ml、醤油・砂糖・みりん・酒(各大さじ2)を入れ、煮立てる。
さんまと生姜を入れ、落とし蓋(アルミホイルでも代用可)をして30分ほど弱火で煮込む。照りが出たら完成!
詳しい作り方
①下ごしらえ
さんまは3〜4等分の筒切り(骨ごとの輪切り)にします。水の中で泳がせながら、内臓を取り出しよく洗います。生姜は千切りにします。


けっこう手に臭いがつくので、ビニール手袋を使うと◎
②調味料を煮立てる
鍋に水200ml、醤油・砂糖・みりん・酒(各大さじ2)を入れ、煮立てます。


みりん風調味料ではなく「本みりん」を使うのも大事なポイント!臭み消しになるよ◎
③弱火で煮込む
さんまと生姜を入れ、落とし蓋(アルミホイルでも代用可)をして、30分ほど弱火で煮込みます。


我が家のコンロでは「強めの弱火」くらいが◎
煮汁が減り、照りが出たら完成です!

できたてアツアツもおいしいですが、一度冷ますと味が染み込んでこれまた美味です。

100円ショップなどで売っているプラの保存容器に入れることが多いです。
いただきます!気になるお味は?
この日は、キラッキラの新米の白粥にあわせて。


お箸ではなく「さじ」で食べられるほど、やわらか。

さんまの脂で、煮汁までおいしくて。タレのようにおかゆにかけつついただきました。
あ〜、旬のものって、ほんとうに贅沢ですねえ。
「いただきます」「ごちそうさまでした」が、胸の奥にじんわり残る秋の朝でした。

さんまってほんとうにおいしいですねえ……!

