今朝は、東京都心では今季一番の冷え込み……だったそうで。お布団の外の空気がツーン冷たくて、ぐるんぐるんとお布団を身体に巻き込んだみのむし状態で目が覚めました。うー、寒い寒い!
こんな日はぽっかぽかの朝粥をいただきましょう!
あつあつの白粥に、あんかけのお布団をたら〜っ。あんかけがフタになって、お粥がず〜っとあっつあつ!
芳醇な黒酢の酸味が食欲をそそる黒酢あんかけ。ふーふー、はふはふ、しあわせな朝でした。
レンジでつくる黒酢あんかけのレシピ
おすすめシーン:冷えが気になるとき、温活、血行促進、肌荒れ対策
調理時間:10分
材料(たっぷり2人前)
<A とろみのもと>
- 本葛粉 大さじ1 *
- 水 大さじ1
*葛粉がなければ片栗粉でも可
<B ベース>
- だし汁 200ml
- 黒酢 小さじ1
- 醤油 小さじ1
- 酒 小さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
つくり方
耐熱容器に<A とろみのもと>を入れて混ぜる。完全に溶けたら<B ベース>を入れて、さらに混ぜる。
ラップをせずに600wで1分くらいずつ加熱する。その都度レンジから取り出してよく混ぜる。何度か繰り返して全体に透明感が出たら完成!
< ポイント >Bのベースはお好みでOK
だし汁は「顆粒の和風だし(中華だし)」を溶いたものでもOK。
「めんつゆ + 水」「白だし + 水」など、お好みの味付け&味の濃さにしても◎
Bの合計がだいたい200mlくらいになればOKです。
いただきます!気になるお味は?
黒酢の香りって、どうしてこうも食欲をかきたてるのかしら……!
わたし、そもそも黒酢が大好きなのです……中華料理屋さんでも「黒酢の〇〇」があるとすぐ頼んじゃう。黒酢の酢豚とか、黒酢の冷やし中華とか。黒酢のフルーティーなコクのある酸味、大好き!「米酢」じゃなくて「黒酢」を選んで大正解でした。
もうひとつ、大正解!と思ったのが、刻み生姜のトッピング。
以前「あんかけ粥」を作った時はおろし生姜を乗せました。あんかけ+生姜で組み合わせは同じなのだけど、刻み生姜はシャキシャキの歯触りが加わって、絶妙なアクセントに!◎
あつあつのお粥に、黒酢の酸味。とろっとろのあんかけに、生姜のシャキシャキ。
この、癒しつつもちょいと刺激、みたいな丸さととんがりのバランスが、癒しと元気が同時に欲しい今日の身体にBINGOなおいしさでございました。ナイス、ナイス。
と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした!
日本では米酢が一般的ですが、中国で酢といえば、黒酢を意味します。どれも血をきれいにして、流れをよくする働きがあるので、血行不良による冷えやのぼせ、肌荒れなどに効果的。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.262「酢」より