【レシピ】しそトマト粥【お粥研究家の粥日記2023/02/14】

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トマトに組み合わせるハーブといえばバジルが定番ですが、トマト×青しそもおいしいですよねえ。ちょい大人な和テイストな組み合わせ、大好きです。

トマトには解毒作用や消化を助ける働きがあるのだとか。モヤモヤ感がある日や二日酔いの朝にもぴったり

トマトから出る水分でお粥がトロッとするのもスキスキポイント。さっぱりすっきり、ととのいました。

しそトマト粥のレシピ

おすすめシーン:さっぱり感を欲するとき、美肌ケア、二日酔いの朝
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米  1/2合
  • 水   700ml
  • トマト 1個
  • 青しそ 2〜3枚
  • 塩   小さじ1/2

トッピングに

  • ごま油
  • 白ごま

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋によく研いだ米、水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。

弱火で煮込んでいる画像
STEP
トマトを入れてコトコト煮込む

1cm角に切ったトマトを鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに10分煮込む。

STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。刻んだ青しそとともに器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

とろとろ〜……!トマトの水分でとろとろに仕上がりました。

しそトマト粥の写真

そうそう、これこれ。これが食べたかったの!

旨味を持ったトマトのさっぱり感と、すーっと抜けるような青しそのさっぱり感。さっぱりはさっぱりでも、さっぱりの種類が違うからでしょうか、とってもよく馴染む◎

しそトマト粥のアップの写真

美肌効果を期待して、たらりとかけたごま油もナイス、ナイス。

ごま油の華やかな香りが食欲をかきたててくれます

しそトマト粥の上からの写真

トマトはモノによって、甘いもの、酸っぱいもの、青いもの、熟したもの……いろんなお味があるけれど、トマト粥にはThe トマト!という感じのほどよい酸味と青みがある固めのものを使うのが好きです。

加熱後のお味が甘くなりすぎずに、お米と馴染むような気がするのです。

でもでも、それは「今のところ」。季節や品種、産地やタイミングでも変わるトマトのお味の変化は、まだまだ知らないトマト粥のおいしさにつながっているはず!いろんなトマトで、いろんなおいしさと出会えたらいいな〜と思ったのでした。

と〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

胃の働きを正常にし、消化を助け、食欲を回復してくれる食材です。(中略)ほかにも肝の働きを助け、解毒作用を高めるため、老化防止や美肌づくりにも有効です。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.103「トマト」より

米の品種:会津産コシヒカリ
塩:カンホアの塩

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。