「かぶは焼いてから煮込むとおいしい」と聞いて、お粥で試してみました。
なるほど、かぶのお味が濃くなって、甘味が引き立つという発見!焼き目をつけすぎたか心配になったけれど全くそんなことなく、むしろ焼き目がコクを作るというのも大発見!
焼いてから、煮込む。いろんなお野菜で試してみたくなりました。
焼きかぶ粥のレシピ
![焼きかぶ粥の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/P2130027.jpg)
おすすめシーン:リラックス、整腸
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合
- 水 750ml
- ローリエ 1枚
- かぶ 小2個
- 塩 小さじ1/2
トッピングに
- 黒胡椒
- 無糖ヨーグルト
<ポイント>風味づけに
ローリエは風味づけに入れました。代わりに、セロリや桜えびなど旨味を出す食材を合わせても◎
つくり方
厚手の鍋によく研いだ米、ローリエ、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
![米とローリエを入れた写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3583.jpg)
![鍋の温度をあげている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3589.jpg)
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。
![弱火で煮込んでいる画像](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2021/09/吹きこぼれ防止-e1639621057738.jpg)
かぶを食べやすい大きさに切り、グリルまたはトースターなどで焦げ目がつくまで焼く。
![かぶを6等分にした写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3588.jpg)
![魚焼きコンロでカブに焼き目をつけた写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3593.jpg)
我が家の魚焼きグリルでは、弱火で20分ほどでした。
焼いたかぶを鍋に入れる。このときトッピング用のかぶを残しておくとよい。
![鍋に焼いたカブを入れた写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3596.jpg)
ローリエを取り出し、さっとアクをすくいとる。塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
![ローリエを取り出している写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3598.jpg)
![お粥を盛りつけている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3606.jpg)
いただきます!気になるお味は?
焼き目の色が広がって、ほんのり茶色に。
![焼きかぶ粥の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/P2130021.jpg)
香ばしさって、そそりますねえ〜……!香りが良いとそれだけで食欲がでてきます。
![焼きかぶ粥のアップの写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/P2130023.jpg)
焼いたかぶは、絶妙なじゅわ&くしゃ〜……!♡
![焼きかぶ粥の俯瞰写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/P2130029.jpg)
食感もさることながら、とことん引き出された甘みも最高!
焼いてから、煮込む。かぶに限らず、カリフラワーやマッシュルーム、しいたけなんかでもおいしいだろうな。
どんより空の月曜日、あたらしいお粥との出会いでご機嫌スタートを切れました!さ、今週もぼちぼちがんばろう。
と〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
消化酵素のアミラーゼを多く含み、整腸作用に優れた食材です。(中略)また、頭に昇った気を降ろす作用があり、高血圧やのぼせ、イライラ、頭痛、熱を持った腫れ物などの改善にも効果が期待できます。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.147「かぶ」より