※2023/01/08追記
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じゅるるる!食欲落ち気味の朝、なめこが主役のお粥を作りました!
ポイントは濃いめのお出汁で炊き上げたこと。お出汁を効かせることでなめこの個性とバランスの取れたグルメな一皿に仕上がりました。
とてもおいしかったけれど、お米の甘みを感じるっていうわけでもないから……生米から作る意味……と思ってしまったのも事実。
出汁を効かせるものや、具材の味が強いものなど、雑炊と境界があいまいなおかゆは、ごはんからつくる「入れ粥」でささっと作るのもアリなのかもしれませんね。手間をかけて贅沢しちゃいました。笑
なめこ粥のレシピ
おすすめシーン:肌のケア、粘膜の保護、食欲のない日
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合
- だし汁 750ml
- なめこ 1パック
- 塩 小さじ1/3
トッピングに
- おろし生姜
- 小ネギ
- 山椒
<ポイント>濃いめのだし汁で
今回はかつおベースのだし汁を使いました。もちろん顆粒のお出汁を水で溶いたものでもOK◎
なめこの個性に負けないように濃いめのお出汁を使うのがおすすめです。
つくり方
厚手の鍋によく研いだ米、だし汁750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で25分煮込む。
なめこをさっと水ですすぎ、鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに5分煮込む。
<ポイント>混ぜすぎない、構いすぎない
なめこを入れたあとに混ぜ込みは不要です。必要以上に粘り気が出てしまうのを防ぐためです。お米の上に「置く」感じでお鍋に入れます。
さっとアクをすくいとり塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5〜10分蒸らす。器に盛りつけたら完成!
いただきます!気になるお味は?
お出汁の香りに誘われて。いただきま〜す!
じゅるるる〜♡
なめこの粘り気が全体に広がって、全体にじゅるじゅる感がでています!◎
水分多めのお粥にして大成功!じゅるじゅるのおかゆの中で、なめこのコリッっと食感もたまらんです。
改めて、なめこってかなり個性が強いきのこなのですねえ。
お味がしっかりだからお醤油をたら〜っとたらしたり。
なめこのお味噌汁をヒントにお味噌を溶いたり、お味噌をトッピングするのもアリかも、アリかも◎
と〜ってもおいしゅうございました!ごちそうさまでした。
独特のぬめりには、粘膜を保護する働きのある粘質成分のほか、コンドロイチン硫酸という成分も微量ですが含まれています。肌に弾力を与えたり、関節をスムーズに動かす効果が期待されています。
『NHK出版 からだのための食材大全』池上 文雄 (監修)、2018年、NHK出版 P.130「なめこ」より