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【レシピ】本格あわび粥【お粥研究家の粥日記2023/01/05】

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活あわびを使った贅沢粥をつくりました。

あわびとは一体何者なのでしょう……ぷりっぷりの食感、ほたてや牡蠣ような甘味、蟹味噌・ウニ系の肝のコク、煮込むほどに広がる旨味……ため息がでちゃうほどのおいしさ。

活あわびを手に持っている写真

そんなあわびのおいしさを余すことなくいただくことができる「あわび粥」。ポイントは、ごま油でお米とあわびを炒めること。このとき肝も炒めるのがキモです。(キモだけに)

あわびの身から肝から旨味がぐわんぐわんあふれ出て、香り&コク爆発。

おうちでこんなごちそうがつくれるなんて!私天才!……と、自己肯定感も爆上がりする一皿です。(すごいのはわたしじゃなくてあわびだけど)

本格あわび粥のレシピ

あわび粥の写真

おすすめシーン:滋養強壮、お酒続きの日に、ごほうび
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米  1/2合
  • ごま油 小さじ1
  • 水   750ml
  • あわび 小2〜3個
  • 塩   小さじ1/2〜1

トッピングに

  • 白ごま

つくり方

STEP
米を研ぐ

米1/2合を研ぎ水に浸しておく。

STEP
あわびの下処理をする

あわびに塩(分量外)を振りをよく洗いぬめりをとる。殻から身を外す。身をスライスして、肝をざく切りにする。

活あわびの下ごしらえを済ませた写真
STEP
ごま油で炒める

厚手の鍋にごま油を熱し、アワビの身を中火で炒める。さっと火が通ったら、水を切った米、肝を入れ手早く炒める。

活あわびの身を炒めている写真
鍋に米を入れる写真

全体に油がまわり香りが立ったら、水750mlを入れよく混ぜる。

炒めて全体を馴染ませた写真
水を注ぎ入れた写真
STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

弱火で煮込んでいる画像
STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

あわび粥のアクをすくい取っている写真
あわび粥を盛りつけている写真

いただきます!気になるお味は?

香りの映るカメラがあれば……!この深い深いあわびの香りを伝えられるのに……!

あわび粥の俯瞰の写真

材料としては、白粥+ごま油+あわびだけなのに、一体どうやってこの味を作り出したの?というほどのコク。旨味。

あわび粥のアップの写真

あわびの身は生だとコリコリなのに、煮込むとプリプリになるのもしあわせポイント。

蒸しあわびやあわびステーキなんかは大きいあわびを選びたくなるけれど、お粥の場合は小ぶりのあわびで全然OK

3個で600円でした

あわびのおいしさをとことん引き出して、まるっと堪能できました。

あわび粥とれんげの写真

お酒続きで肝臓的な部位が疲れていたのかも。貝の旨味が身体にすーっと沁み入るような美味しさがありました。

と〜〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

良質なたんぱく質、ビタミンB群類、ミネラルを含みます。韓国ではアワビ粥が有名で、滋養強壮効果が高く、ヘルシーな料理として人気です。

『NHK出版 からだのための食材大全』池上 文雄 (監修)、2018年、NHK出版 P.256「あわび」より

使った米の品種:魚沼産コシヒカリ
塩:海の精

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。