1月7日は七草粥の日。ところで、七草粥ってどんなイメージですか?

「すぐお腹が空きそう」「苦い」「子どもは食べられない」「地味」「真面目すぎる」「映えない」……
/
わたしは!そんな!悲しいイメージを!覆したい!
\
ということで、今回は!
おかゆオタクイチオシの七草粥におすすめのトッピングをご紹介いたします!
七草粥トッピング7選
ごはんから作った七草粥や、フリーズドライの七草粥など、どんな七草粥でもOK。七草粥をたのしむトッピングをご紹介します!
焼き餅

王道トッピングNo.1。おもてなしにもぴったりなちょい足しアイテムが「焼き餅」です。香ばしさが加わることで、ぐぐっとおしゃれな雰囲気に仕上がります。ついでに腹持ちが良くなるのもうれしいポイント◎
< ポイント >お餅が焼けてもすぐに取り出さない!
写真のようなカリッと&もっちりの焼き餅にするポイントは、お餅をトースターからすぐに取り出さないこと。スイッチを切り、フタを閉じた状態のまま1分ほどトースターの中で放置すると、お餅が潰れずに、ぷく〜っとした状態をキープすることができます◎
塩昆布

旨味が欲しいときにぴったり。「塩昆布」のちょい足し!
旨味の強いものが続いたあとで七草粥をいただくと、繊細な風味がすこし物足りなく感じることも。そんなときに、いきなりドバッと旨味調味料や白だしで全体を染めるのでなく、旨味食材のちょい足しから味変をするのがおすすめです。
全体に旨味を加えるよりも、アクセント的に旨味を追加した方が、七草ならではの風味を生かすことができるのです。
塩昆布のほかにも「海苔の佃煮」や「おかか」も旨味のアクセントとしておすすめです。
あられ・おせんべい

お餅と似たおいしさのある「あられ・おせんべい」もおすすめです!
上の写真はコンビニでも手に入る駄菓子「どんどん焼き」をのせました。
おかゆにお菓子をのせる、というのは大人も子どももなんとなく背徳感があるようで「え〜〜〜〜〜どんどん焼き〜〜〜?(いいの?♡)」と、ウケも抜群です◎笑
とはいえ、ふざけたお味ではありません。お茶漬けに入っているあられのような感じで、カリカリの香ばしさがやわらかなおかゆの上で映える、映える!おかゆの水分で次第にしなしなになっていく変化もまた、美味でございます。
サラダ煎餅を割ってのせたり、おかき(かき餅)をのせるのもおすすめです。
バター醤油

苦味のマスキング効果抜群。苦味が得意ではない方やお子様にイチオシのトッピングが「バター&醤油」!
おかゆの熱でバターが次第にとろけていく感じもまた、たまら〜ん……!イメージ的には、ほうれん草のバター炒めのような感じ。バターの甘みと七草のほろ苦さ、とってもおいしいのですよ。
底チーズ
バター醤油と同様に、苦味のマスキング効果がある「チーズ」。
おすすめは「乗せる」のではなくて「器の底にチーズをしきつめる技」!


器の底にチーズを入れて、その上に七草粥を盛りつけるだけ。プリンの底のカラメルのような感じで、ちょこちょこと幸せがあふれてきて、ご機嫌になれちゃいます!◎

食べやすさも魅力です。おかゆの上にチーズを乗せる場合、溶け足らずにジュルルルル!っと一気にお口に流れ込んでくることも。その点、おかゆの器の底にチーズを埋めれば、しっかりとお粥の熱で溶けてとろ〜っ。ちょこちょこと加減を調節しながら食べることができます。

乗せるより、埋める。おすすめの盛りつけ法です。
スクランブルエッグ

みんな大好きたまごのちょい足し「スクランブルエッグ」のせ!
七草の青みと、お砂糖・バターを効かせた甘めのスクランブルエッグの相性の良さったらもう。食卓に並べた瞬間の香りが甘くなるので、青みへの抵抗感がある方や小さなお子様にもおすすめです。
桜の塩漬け

最後にご紹介するのが「桜の塩漬け」。映えるし、風流だし、イチオシのトッピングです。
桜餅に巻かれた桜の葉のような感じで、桜の風味に若草の青々しさが、ものすご〜〜〜〜く合うのです……!
そのまま乗せるとしょっぱすぎちゃうため水に10分ほど浸けて塩抜きするのがポイントです。
実は、七草×桜の組み合わせは、フリーズドライの商品があるくらい鉄板の組み合わせ。
春の七草に春の花。風流な一皿を堪能してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回ご紹介したトッピングはどんな作り方の七草粥でも、完成後にプラスできるものばかり。ぜひお試しくださいね。
おかゆオタクの本音では七草粥は七草粥だけでごちそう!と思っています。

でも、「おいしい」は、きっと、人の数だけ存在するもの。邪気を払って無病息災を願うには、まずは自分の身体が「おいしい」と感じるものじゃないと、とも思うのです。
だから、「正しい七草粥を食べなくちゃ」と肩肘張らずに、自分の身体がよろこぶ「おいしい」を探してみてください!
わたしの「おいしい」が、みなさんの「おいしい探し」のヒントになったらうれしいです。
『我が家の七草粥のレシピ』はこちら!

・調理時間:約50分
・出汁は使わず
・生米から
・下茹でをせずにお鍋ひとつで
・塩のみで味付け
たくさんの方がすてきな七草粥のレシピを公開していらっしゃいます。ぜひ、いろんなレシピを比べてみてくださいね。
七草は冷凍保存がおすすめ!

みなさんのいただきますが笑顔でありますように。鈴木かゆでした!