What a lovely day……!傑作!牛肉を使ったお粥で、カコイチおいしくできました……!
牛ねぎ粥のイメージは「国語の教科書に出てくるようなちゃんと頼りになるお父さん」です。(伝わる……?)
すごく疲れてるときに細かいことは聞かずに、「さ、メシ行くぞ」と、なんでもないふうにちょっといいお店に連れて行ってくれて。普段はしないような身の上話をしてくれて。具体的な言葉にせずとも「がんばってごらん」と背中を押してくれるような、そんな感じのお父さん的お粥です。(つ、伝わる…………?)
ポイントは、ちょっといい牛肉を使うことと、昆布出汁で炊き上げること。牛肉の滋味深さと昆布の旨味が織りなす懐の深さったらもう。しあわせっ!
牛ねぎ粥のレシピ
おすすめシーン:スタミナアップ、栄養補給、ごほうび
昆布出汁の用意:1時間〜
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合
- 昆布だし 750ml
- 牛こま肉 100g程度
- 長ネギ 1/2〜1本
- 塩 小さじ1
トッピングに
- 柚子胡椒、わさび
<ポイント>新鮮な牛肉で
素材の質がモロに出るお粥です。一度冷凍をした牛肉やおつとめ品の牛肉は避けた方が無難。可能であれば「ちょっといい牛肉」がおすすめです◎
つくり方
昆布をさっと洗い、たっぷりの水またはぬるま湯に1時間以上浸しておく。
厚手の鍋によく研いだ米、昆布出汁750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
火を見守りつつ、材料の用意を済ませておく。長ネギを斜め切りにしておく。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。
牛肉を手で広げながら鍋に入れる。その上にネギを入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに10分煮込む。
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
いただきます!気になるお味は?
んあーーー……!んまそー……!
濃ゆい濃ゆい牛肉の香りが食欲をかきたてます。
だってみて、この、牛肉色!
ね、もう旨味が隅々までしみわたってますもの。そりゃおいしいわ〜……!
お肉のお味がしっかり出るので、味の濃い長ネギの緑の部分をもっと入れても良かったかも。あとは、焼きネギとか、ね。
塩で食べるステーキがお好きな方はきっとこのお粥もお好きだと思います。ちょこんと添えた「柚子胡椒」「わさび」が絶妙なアクセントになっていて◎
あ〜、シンプルでおいしいって、いちばん贅沢なやつだな〜……!傑作粥に出会えて、にっこにこの朝時間でした。
と〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
たんぱく質やミネラルが豊富なため、体の昨日を多面的に高め、体力を回復して抵抗力を上げます。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.239「牛肉」より
我が家の定番、フンドーキンの柚子胡椒!
無添加・無着色なのもうれしいし、ピリッと加減も絶妙です。