7月7日七夕。「闇夜のおくらの天の川」と題して「おくら乗せの黒米粥」を作りました!
見た目を意識して作ってみたものの、あたらしいおいしさと出会えてラッキー!
黒米とおくらのネバネバ、す〜〜っごく合うのです!
ちょうど「麦とろごはん」のような感じで、穀物の香ばしさとネバネバ感がそそるという発見。塩麹のちょい足しも華やかすぎず絶妙なおいしさでした。
素朴系にまとめる。……穀物系のお粥をおいしくたのしむ1つのパターンを見つけた気がします。
おくら乗せ黒米粥(七夕の黒米粥)のレシピ
おすすめシーン:七夕ごはん、疲労回復、元気がほしいとき
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 黒米粥 2杯分
- 米 1/2合(約75g)
- 黒米 小さじ1
- 水 700ml
- 塩 小さじ1/3〜
- おくら 2本
ご一緒に
- 塩麹 など
つくり方
黒米粥をつくる。
おくらを輪切りにしてずらずらと並べる。お好みで塩麹を添えたら完成!
いただきます!気になるお味は?
ずらずらずら〜!おくらの天の川。かわいい!
黒米の穀物らしい甘みといいますか、コクのある香ばしさには、芋や栗、ナッツなどの「ほっこり系」が合うと思っていたのです。
でも、おくらのような青みのある食材との相性もGOOD!
さすが穀物。もち麦や、あわ・ひえなどの雑穀の仲間ですから、素朴な青みとも馴染むのですねえ。
お米以外の穀物入りのお粥はお出汁を使って作り込むよりも、穀物粥+青み野菜、くらいの素朴構成のほうが、しっくりくる率は高いのかもしれません。穀物そのものの風味がでますからね〜。
ちなみに昨年は全体に刻みおくらを混ぜ込む「おくら粥」をつくりました。
おかゆそのものがねば〜っとして、とってもおいしくて!朝の天の川な感じも素敵でした。
またあたらしいおいしさに出会えて、なんならもう願い叶っちゃった感すらある、7月7日七夕の朝なのでした。
と〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした!
また、胃腸を丈夫にし、体力や気力の低下を改善したり、血行をよくする効果もあるといわれています。元気が出ない人、貧血気味の人などにおすすめの食材です。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 西東社 P.85「黒米」より
ベータカロテンをはじめ、各種ビタミンや食物繊維などを豊富に含む栄養価の高い食材です。(中略)糖たんぱく質には、たんぱく質の吸収を助ける働きがあり、疲労回復、滋養強壮などにも有効です。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 西東社 P.113「オクラ」より
おくらは乾燥が苦手なんですって。
さっと水にぐらせて保存容器に入れて冷蔵庫で保管すると、ほんとに長持ちします!