とろとろシャキシャキ、食感がよきね〜!きゅうりとお豆腐のW主演粥をつくりました。
食感のアクセント担当は、トッピング的に乗せた「刻みきゅうりの漬物」。
5mmほどに刻んで、塩&塩麹をもみこんで30分ほど置きました。味付け自体は、漬物のモトを使っても、昆布を使っても何でも良いのですが、少々しょっぱめに仕上げるのがポイントです。
そう、きゅうりを調味料的なポジションにもなってもらおうという作戦!細かく刻んだきゅうりはおかゆとの絡みもよくてますます調味料ポジ。
構成自体はシンプルだけど、ちょっとの工夫でまとまりがよくなりますね◎
きゅうり豆腐粥のレシピ
おすすめシーン:疲労回復、気持ちを落ち着けたいとき、夏バテ予防
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合(約75g)
- 水 700ml
- 豆腐 小1個(約150g)
- 塩 小さじ1/3〜
トッピングのきゅうり
- きゅうり 1/2本
- 塩麹 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
<ポイント>お豆腐はお好みで◎
使うお豆腐は絹、木綿、枝豆豆腐……お好みでどうぞ!とろとろのおぼろ豆腐は溶けてしまうこともありますが、それはそれでわたしは好きです。
今回は固めの絹ごし豆腐を使用しました。
つくり方
厚手の鍋に研いだ米、水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
豆腐を常温に置いておく。
きゅうりを5mm角に刻み袋に入れる。塩麹小さじ1、塩ひとつまみをもみ込む。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。
豆腐を手で崩しながらお粥の鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに10分煮込む。
塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
塩麹の代わりに粒感のある甘酒もおすすめです◎
お野菜の塩揉みにちょこっと甘酒を入れるだけで味に深みがでる魔法。麹パワー、すごい!
いただきます!気になるお味は?
シャキシャキきゅうりがイキイキ!
シンプルなお豆腐粥も、お豆の甘みをじわ〜っと感じてとってもおいしいです。
どちらかというと「シンプルおいしい」感じだから、サラダチキンにごま油に……みたいな華やか系のトッピングよりも、まずは素朴系でたのしみたくなる感じ。
今朝は食感のアクセントに塩揉みのきゅうりを添えました。
お漬物を「添える」のも良いけれど、細かいお漬物を「乗せる」のも良きもので。
こんなふうに、おかゆと絡む感じが好きなんですよね〜◎
お口のなかで、とろとろ&シャキシャキ。あつあつ&ひんやり。
一口ごとのリズムがあると、最後までたのしいですねえ!
ふー、ととのった。
とってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
利尿作用によって体の余分な熱をとり、ほてった体やのどの渇きを癒す効果があります。夏バテ予防によいほか、尿の出が悪い人、むくみが気になる人におすすめ。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.105「きゅうり」より
体内にこもった熱をとり、体を潤す豆腐。(中略)良質なたんぱく質が含まれ、疲労回復やストレスの緩和にも有効。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.99「豆腐」より
米の品種:八代目儀兵衛 料理米「粥」
塩:海の精
ここまで華やかな柄物の器は初めて!
スペインの「ハエン食器」を買ってみました。