「もち米の玄米」をアクセントに入れてみました。
これまで考えたことなかったけれど、ふつうのお米(うるち米)に玄米があるように、もち米にも玄米ってあるんですよね……!そりゃそうですよね……!
今回は全体の2割も入れていないのですが、違いははっきり感じました。
玄米特有のあの歯触り、お餅系の甘い香りがふわっと広がって、すこしとろみも出るような。ちょうど玄米ともち米のいいところを合わせたようですねえ。
香ばしさもあってと〜ってもおいしかったです!よき出会いでした。
もち米玄米入りのおかゆのレシピ
おすすめシーン:冷えがあるとき、疲労回復、素朴系のおかゆを欲するとき
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合(約75g)
- もち米玄米 大さじ1(約15g)
- 水 750ml
- 塩 小さじ1/3
トッピングに
- 黒ごま など
ご一緒に
- 梅干し
- 昆布の佃煮 など
つくり方
生米を研ぐ。もち米玄米はザルで傷をつけるように研ぐ。
厚手の鍋に研いだ米、もち米玄米、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。
塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。
器に盛りつけたら完成!
いただきます!気になるお味は?
つぶ、つぶ、つぶ。かわいい!
ほんのちょっとのブレンドですが、見た目にも違いがあるものですね。
シンプルさが引き立つように、梅干しと昆布の佃煮を添えました。
玄米はパサパサのイメージがあったけれど、もち米の粘り気の強さのおかげで、とろみはぜんぜん消えていません。むしろ増している気さえしました。
しかも、今回、吸水の時間を作っていないんですよねえ。
もち米の水の吸いやすさは玄米でも健在なのですね。
もち米の玄米には、うるち米の玄米とはまた違うラクさ、おいしさがあるのかも。
もっともっともち米の玄米と仲良くなりたくなりました!
と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした!
もち玄米というネーミングからしておいしそう。
脾の働きを高め、胃を温める効果があるので、慢性的な疲労感の改善におすすめ。冷え性や冷えからくる下痢にも有効。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.84「もち米」より
さんすう
< もんだい >
お粥研究家の鈴木かゆさんは、ふつうのお米を75g、もち米の玄米15gをブレンドしておかゆをつくりました。もち米の玄米は全体の何%ですか。
全体の量は、
75+15=90g
よって、もち米の玄米は、
15÷90=0.16666・・・
こたえ:全体の約17%!(あってる?)
いや
15/(75+15)
=1/(5+1)
=1/6
こっちのがわかりやすいか!
こたえ:全体の1/6(あってる??)
できた、さんすうできた……!
あれ、なんの話でしたっけ……また明日!