さみいよぉ、さみいよぉ……!まさか3月に東京で雪が積もるなんて……!
そんなキーンと冷え込んだ強い朝、最強ぽかぽか粥、酒粕のおかゆをつくりました。
酒粕のおかゆは例えるならば「食べる湯たんぽ」。ほんとのほんとに温まるのです……!
酒粕粥に合わせたのは、さば味噌!ざくっとフォークで潰しておかゆにON。生臭さが出ると思いきや酒粕パワーで臭みゼロ。しかもさば味噌のクセツヨ感が、酒粕粥の主張の強さと馴染む、馴染む。
なるほど〜、酒粕は臭み消し効果があるわけで、魚介系のクセツヨ系の食材と相性がよいのかも。よい構成と出会いました!♡
酒粕粥のレシピ
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合(約75g)
- 水 700ml
- 酒粕 40g
- 塩 小さじ1/2
トッピングに
- さば味噌
- 生姜
- 小ねぎ など
<ポイント>酒粕の形状はなんでもOK
酒粕はペースト状にして使用するため、板のように固まった「板粕」、ペースト状の「練り粕」、ポロポロとした「バラ粕」、なんでもOKです。
つくり方
酒粕40gを容器に入れ、水またはお湯(少々/分量外)に浸しておく。
厚手の鍋に研いだ米、水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。
浸しておいた酒粕をフォークで混ぜてペースト状にする。おかゆに混ぜ込み、塩で味をととのえる。ゆっくりと全体を混ぜ、火を止める。
フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
酒粕の旬は冬!12月~3月の日本酒を作る時期にだけ、新酒の酒粕が出回ります。わたしは毎年この時期にたっぷり買って冷凍しておきます。