2024年3月18日発売!日清のカップ飯シリーズから新登場「日清台湾メシ 鹹豆漿粥」を食べてみました!
お粥研究家的結論。「お湯を注ぐ系粥、ここまで来たか……!んま……っ!」と、感動。
新しいおかゆの風を感じました……!
鹹豆漿粥って?
鹹豆漿とは、台湾の朝食の定番料理。
あっつあつの豆漿(豆乳)に黒酢やラー油などを加えていただくスープのようなお料理です。揚げパン油条と一緒にいただくのが本場流。
お酢の力によって、豆乳がおぼろ豆腐のように固まって、フルフル感がまたおいしいのです〜……!♡
そうなのです。元ネタの「鹹豆漿」はおかゆではない料理。
でもでも、台湾はお粥大国だし、豆乳粥っておいしいし、おかゆにもラー油を入れたり揚げパンを添えたりするし。「鹹豆漿」と「おかゆ」は、そもそもがかなり親戚度の濃いお料理と言えそうです。
カップめしでは、どのようなおかゆに発展しているのでしょうか?
既存商品と比較すると……
日清台湾メシ 鹹豆漿粥は、コンビニで268円(税込289円)。名称は「即席カップライス」に属するのですね。
コンビニのおかゆというと、スタンドパウチのおかゆが120円前後ですので、そういった既存のおかゆと比較すると超高級ゾーン……。
ですが!セブンイレブンのCycle.meのチルド粥が350円程度、国分さんのカップのレトルト粥「具粥さん」が250円〜270円前後ですから、イマドキのグルメ粥としては相場〜お安めゾーンです。
作り方は簡単!お湯を注いで、5分♪
フタを開くと、ポン菓子のような米粒がこんにちは!
興味本位でこのまま1粒食べてみると……ちょっとサクッ♪おお〜、まさにポン菓子だ!(食べてみる人は絶対私だけじゃないはず……)
パッケージの説明通りに作ってみます。
内側の線までお湯を注ぎまして、特製の香醤辣油なる別添の袋をカップのフタの上にのせて、5分待ちます。
お湯を注ぐと「ジリジリジリ〜」と、米粒がお湯を吸う音が聞こえてくるのがなんかエモい。がんばれ!米粒!
5分経ちまして、フタを剥がすと……
完成!
おおお〜、じ……地味ィ!大丈夫かしら、おかゆになっているかしら?
……と、思ったのですが、別添の辣油を入れると、途端に香り華やかに!
なるほど〜、別添の調味液のほうに、鹹豆漿のポイントである「お酢」も入っているのですね!
よ〜く混ぜると、あらあら不思議。おかゆらしいとろみが生まれて一安心。
さっそくいただいてみましょう!
いただきます!気になるお味は?
あら〜……さすが天下の日清様。香りから誘ってくるわあ〜……いただきます!
!
おかゆ……?おかゆ……!おかゆちゃん、……ここまできたか……!
すごい、酸っぱ辛いまとまりのよさよ。なんかこう、癒してくる系のお味になっているのかな〜と予想していたので、一口、また一口とそそる系で、びっくり。
おかゆのとろみと、「鹹豆漿」らしいほろほろのとろみが上手に表現されています。
既存のレトルト粥では弱かった、米粒の「噛んでる感」があるのも満足度を底上げ!でも、とろみがあるからちゃんとおかゆなんだよなあ〜……あ〜……おいしい!
まとめ
これは療養食のおかゆではなくて、日常メシのひとつですね。
味付けがっつり、元気になれるおいしさがありました◎
たとえば、切り立てのネギを添えたり、桜海老をちょい足ししたり。油条(揚げパン)のように、焼いたパンや揚げ油揚げなどを添えたらさらに満足度が上がりそう。
お粥好きにも、台湾好きの方にも、カップめしシリーズ愛好家の方にも、ぜひ試してみていただきたい一品でございました!
気になる栄養価はご覧の通り
ごちそうさまでした。