MENU

【レシピ】生落花生の味噌粥/生ピーナッツの味噌風味のおかゆ【お粥研究家の粥日記2025/09/13】

  • URLをコピーしました!

「今日は生ピーナッツのおかゆだよ〜」と夫に言ったら「わーい!」ですって。ふふふ。

シャキほくっとした歯触り、やさしい甘み、とろみ……何もかもがおいしい、毎年たのしみにしている秋のおかゆです。

今年は味噌風味にしてみました。

「ピーナッツ味噌」のおいしさからもわかるように、生ピーナッツのコクと、味噌の旨味は相性バッチリ◎

ひと口ずつ味わいたくなるおかゆさんでした。

生落花生の味噌粥/生ピーナッツの味噌風味のおかゆのレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米   1/2合(約75g)
  • または昆布出汁 800ml
  • 生落花生 100g(殻付き)
  • 味噌   小さじ2
  • 塩    少々

トッピングに

  • 青柚子
  • いりごま
  • 甘味噌(味噌+砂糖) など

<ポイント>鮮度が超重要!
おかゆは良くも悪くも素材の特徴を引き出します。傷んだ生落花生を使ってしまうと、渋みやえぐみが目立つことも。必ず新鮮なものでお試しください。

つくり方

STEP
落花生の下ごしらえ

落花生の殻をむき、薄皮の状態にする。流水でよく洗う。

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、生落花生、水(または昆布出汁)800mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎

STEP
味つけ

さっとアクをすくいとり、火を止める。味噌・塩で味をととのえる。

STEP
蒸らし

フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

わあ、きれい。

生のピーナッツのコクのある甘い香りが、ふわりと広がります。

はじめて合わせてみたけれど、「青柚子」、よかったです!◎

香りがふわりとやわらかいから、青柚子のようなキリッとした「シメ」の香りに合うのかも。

いやはや、ふしぎなくらいに、おいしいなあ。

味噌とピーナッツがどうしてこんなに合うのだろう?と考えてみたら、味噌も「豆」なのを思い出しました。

大豆、ピーナッツ、ごま、そして米。

「穀物系」とでも言いましょうか、まあ、よく考えたらそりゃ合うよね〜!という組み合わせですね。

去年の秋は生ピーナッツを食べた頃にはもう旬が終わりかけで、「もっと早く食べておけばよかった……!」とすごく後悔したのです……!

旬物は迷ってたら食べ逃しちゃうから、どんどん食べる!……大事、大事。

この秋、あと何回、生ピーナッツを食べられるかな。

来年の今ごろも、「あ〜、生ピーナッツのおかゆ、しあわせ〜♡」ってひとときを、たのしめているかな。

季節のおかゆは、いただきます、ごちそうさまでしたに気持ちが入りますねえ。

とっても、おいしかったです。ごちそうさまでした!

味噌の種類を変えるだけでもグッと雰囲気変わるだろうなあ。
次は甘めの合わせ味噌でやってみようかな!

created by Rinker
信州味噌
¥518 (2025/09/13 09:51:08時点 Amazon調べ-詳細)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしていただけるとうれしいです!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

運営者情報

お粥研究家・料理研究家・文筆家・日常思想家。著書『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。