ごはんからつくる、基本のミルク粥をご紹介します。
ごはんからつくるおかゆは、生米からつくるおかゆに比べて米の甘みが出にくく、さっぱりとした味わいに仕上がります。
そこでポイント、ちょびっとのバター!

バターを加えることで、香りが良くなるだけでなく、コクが増して、おかゆ全体にやさしいとろみが生まれます(おかゆが「乳化」するのでしょうね)。
このレシピは、バター・ごはん・牛乳・水・塩のみの、いわば「基本形」。
お肉を入れたり、魚介類を足したり。玉ねぎやベーコン、コンソメを入れて味を染めたり。
はちみつをかけたり、ドライフルーツやナッツを入れて「甘い系」に仕上げたり。
その日の気分にあわせて、どんどんアレンジしてみてくださいね。
ごはんからつくるミルク粥のレシピ

調理時間:15分
材料(お茶碗1杯分)
- ごはん 100g
- 水 100ml
- 牛乳 200ml
- バター 5g
- 塩 少々
トッピングに
- 黒胡椒
- パセリ
- クルトン など
<ポイント>ごはんは解凍してから
ごはんは冷やごはん、冷凍ごはんなどでも◎冷凍ごはんを使う場合は、解凍してから使用します。
つくり方
鍋に味付け以外の材料を全て入れ、中火にかける。


鍋の中がふつふつと湧いたら、おたまの背でやさしくごはんをほぐす。ときどき混ぜながら5〜10分ほど、弱火で煮込む。


米粒がやわらかくなったら、塩で味をととのえ、火を止める。

フタをして2〜5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!


牛乳を豆乳にしてもおいしいですよ〜!
100%ミルクで煮込んでしまうと、コッテコテのギットギトの吹きこぼれ祭りになってしまうので、水で割って調理するのがポイントです。水:ミルク=1:1か、2:1くらいの比率がおすすめです。
いただきます!気になるお味は?
濃厚なミルキーな香りがふわり。


なんでしょうね〜……この、包まれるような心地。ミルクの香りのやさしいこと。
おすすめのトッピングは、なんといっても「黒胡椒」!


黒胡椒のピリッとした辛味が、ミルクの濃厚なコクと甘みを際立ててくれます。
ふーふー、はふはふ。


ぽっかぽかに温まります……!
アレンジするなら?
ミルク粥の可能性は無限大!アイディア次第でアレンジ自在です!
鍋用の牡蠣を入れて「牡蠣ミルク粥」。


海のミルクと形容する牡蠣。ミルク粥との相性も抜群です。
同じく海鮮系では、「冷凍あさり」!


クラムチャウダーやシチューのようなおいしさ!コーンをのせていただきました。
「鶏肉」もおすすめです。


こちらは牛乳を「ココナッツミルク」にして、エスニック仕立てに。
トマトジュースを入れても◎さっぱりとこってりが共存した、トマトミルク粥!


甘い系もいかがでしょう。
ドライフルーツとナッツを合わせた、北欧のクリスマス粥(Risgrynsgröt)風。




是非、その日の気分でアレンジしてみてくださいね!
ぽかぽか温かな時間となりますように。
今日の器は、オールドパイレックスのスープボウル♪
洋風の器に盛りつけると、途端にハイカラな雰囲気になりますよね。
ごはんからつくるおかゆ(入れ粥)に対して、生米からつくるおかゆを「炊き粥」と呼びます。手間はかかりますが、シンプルな材料でリッチな仕上がり!◎








