あずき粥といえば、キングオブ真面目クラシカル粥。
1月15日の小正月にいただく「行事食」ということもあり、トッピングといえば木の芽(山椒の若芽)や黒ごま、柚子皮、焼き餅、あられなど、素朴なものが主流です。
今朝はそんなキングオブ真面目クラシカル粥に、チャレンジングなトッピング!なんと、あんこ&バターを乗せました。
バターの塩っけに、あんこの甘み。とろとろの小豆粥に合う合う〜……!◎
米料理であるお餅が、甘い系もしょっぱい系もおいしいですから、おかゆも同じ。食べてみるとしっくりくるんです、これが。
あまじょっぱスイーツ粥にメロメロになっちゃいました。
あんバターあずき粥のレシピ
おすすめシーン:デトックス、むくみ対策、疲労回復、甘い系を欲するときに
調理時間:5分〜
材料(お茶碗1杯分)
- 小豆粥 1杯
- あんこ 大さじ1
- バター 1かけ
つくり方
器にあつあつの小豆粥をもりつける。
あんことバターを乗せて、完成!
レトルトのあずき粥でも、手作りのあずき粥でもOK!
いただきます!気になるお味は?
あずき粥に、あんこ(今回は缶詰のゆであずき)をのせて、バターをのせて。
素朴なあずき粥は香り自体が「おいしそ〜〜〜!」という感じではないのですが、バターの甘い香りが加わることで、第一印象がぐっと華やかに!
お、お、おいしそ〜〜〜〜!
おかゆの熱で徐々にとろけてくる感じも、たまらんですねえ……!
あんこの甘味と、バターの塩っけと、とろとろ落ち着くあずき粥と。
ちょっぴり洋の趣もあって、なんというか、ハイカラ!
一口食べてみると意外なほどにしっくりきちゃって。
たま〜にこういう「なんで今まで定番じゃなかったんだろう?」と思う組み合わせってあるんですよね〜。10年後くらいにはスタンダードになってたりして。笑
あんバタ好きさんに、和スイーツ好きさんに「一度やってみて!!!」と推したくなるおかゆさんでございました。
ふ〜、おいしかった。ごちそうさまでした!
とっても便利なあずきの水煮!いつもストックしています。
和菓子の餡や赤飯などでおなじみの小豆は、水の代謝を助ける食材。強い利尿作用と解毒作用があり、むくみの解消に有効です。糖質をエネルギーに変えるビタミンB1を豊富に含み、疲労回復や肩こり、筋肉痛の改善にも役立ちます。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.95「小豆」より
米の品種:青森県産 青天の霹靂
塩:海の精